ミサワオーナーズマガジン 2019 Autumn&Winter
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M-07お気に入りを飾る お気に入りのアートで住まいを自分好みに演出するのは楽しいもの。アクセントに一点飾るだけで部屋に素敵な個性が生まれます。ただし、いくら好きなアートでも、インテリアと合っていなければ落ち着かない空間になってしまいがちです。アートを選ぶときは部屋のテイストや色合い、家具やソファとのバランスを考慮しましょう。 たとえばモダンな部屋なら抽象的なモチーフがマッチしますし、エレガントな部屋なら花などの具象画が似合います。また、床、壁など部屋の基調色がどこかに入っているアートやフレームを選べば、インテリアとの統一感が生まれ、初心者でも失敗がありません。 アートを飾る高さは目線に合わせるのが基本で、床から140~150㎝がおすすめです。見せ場も大切。ソファやキャビネットなど壁に寄せる家具の上に飾るとバランスがよくなります。■関野さんは、床材のオーク、壁のグレーに合わせて、黄みがかったグレイッシュな抽象画をセレクト。フレームの色も壁に合わせてシャンパンシルバーに。リビングのインテリアと調和して、まとまりのある洗練された空間になりました。■キャンバス画布をパネル仕立てにするなど、アートによってはフレームを付けない飾り方もおすすめです。ラフな雰囲気の空間になり、リラックス感が生まれます。北欧柄などの布地を貼り付けたファブリックパネルも人気です。アートのある暮らし■アートを床置きにすると、大きめのサイズでも圧迫感が薄れ、カジュアルな雰囲気に。何枚か重ねると、より自由で自然な感じになります。あまり見せたくない場所があれば、それを隠すように置くのも上手な飾り方です。インテリアと調和するアートを選びましょう。Interior Point高さは目線に合わせるのが基本。見せ場も大切に。

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