M-05 「整理・収納・片付け・掃除」の違いをご存じですか。まずはここからスタート。上の逆ピラミッドをご覧ください。整理が一番大きいですよね。これは作業のウエイトをそのまま表しています。つまり、いちばん重要なのは、使うモノと使わないモノを分けること。次に使用頻度によって「一軍」、「二軍」に分けて、一軍はすぐ手が届きやすい場所に収納します。収納は「出す→使う→戻す」の一連の流れをワンアクションでできるように工夫しましょう。オープン棚にする、収納用品にフタを付けないなど、「見える化」するのもポイントです。整理ができて収納場所が決まれば片付けは楽。使ったモノを元の場所に戻せばいいだけですから。 気をつけたいのは、「目を背けていた我が家の闇、あの物置部屋を整理するぞ!」などと、いきなり最難関に挑まないこと。まずは文房具、カバンや財布の中など簡単なところから始めましょう。テーブルにすべて広げられる程度のものならゴールに到達しやすく、達成感が得られます。小さな成功体験を積み重ねていくことで自信がつき、そのうち最難関をすんなりと整理できる日がくるはずです。成功体験を積み重ねれば実力と自信がついてくる住まいもココロも身軽にすっきり⚫「整理・収納・片付け・掃除」の違いを理解しよう!整 理収 納片付け掃 除使うモノ、使わないモノを分けること。使うモノだけ残し、さらに分けること。分けたモノを使いやすく収めること。モノの住所(定位置)を決めること。使ったモノを、次また使いやすいようにモノの住所(定位置)に戻すこと。ゴミ、ホコリを取り除き、きれいにすること。すっきりを叶える整理収納のコツ
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