ミサワオーナーズマガジン2022春夏号(戸建版)
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M-18ポット苗からハーブを抜いて、根を傷つけないようにやさしくほぐしながら土を取り除く。準備するものはハーブのポット苗と花器だけ。コップやガラス瓶など好きな容器を花器に。土を取り除いたら、ボウルやバケツの水の中で根を切らないよう、丁寧に水洗いする。左からミント、イタリアンパセリ、ローズマリー。水耕栽培では、根の付け根部分を水没させないのがポイント。ハーブは香りを楽しんだり、料理にも活用できる植物。水耕栽培なら室内でも簡単に育てられるのがうれしいですね。窓辺のインテリアとしても楽しむことができます。季節のいろどり簡単ハーブの水耕栽培水耕栽培のつくり方 土を使わず、植物を水に浸けて育てる水耕栽培は、室内でも気軽にチャレンジでき、虫が発生しにくく、水やりを忘れることもないので、失敗の少ない栽培方法といえます。使用する花器は、身近にあるコップやガラス瓶、ペットボトルなど種類を問わず、どんな器でも、お気に入りを選んでください。 ミントやバジル、パセリ、ルッコラ、ローズマリーやラベンダーなどのハーブは、水耕栽培でも楽しめる植物。どれも香りを楽しめる上、料理にも使えるため、身近にあるととても便利です。暑い季節にはハーブの葉を数枚入れて水出しするハーブウォーターがおすすめです。 栽培は、ポットから抜いた苗の根を洗い花器にセットする土を取り除き、根を水洗いして花器に浸します。根元を水没させないようにすると、根腐れが防げます。日当たりのよい場所ではよく育ちますが、水温が上昇しすぎると根を傷めることに。直射日光を避け、最低でも1週間に1度は水を入れ替え、水が汚れないように注意しましょう。茎を数本摘み取って水に挿すと根が出てくることもあります。その場合は、土に植え替えると鉢植えとして楽しめます。フラワーコーディネイター。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋「レコルト」を設立。花のギフトや装花・コーディネイトなど、幅広く活動中。心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげないコーディネイトを提案している。金子三保子(かねこ・みほこ)ハーブウォーターは一晩水出しするとほどよく香りが移る。数日で使い切る量を摘んで水に挿すのもおすすめ。根が生えてきたら鉢への植え替えもOK。 応募方法▶M-11pをご覧ください。応募締切▶2022年7月11日(月)カクテルやジュースに使えるハーブを育てる鉢植えキットを3名さまにプレゼントします。★当選者の発表は賞品の発送をもって、代えさせていただきます。▼Present日比谷花壇ガーデニングキット「ハーブと触れ合う毎日」

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