ミサワオーナーズマガジン2022春夏号(戸建版)
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M-05H224‚5364‚5434‚5234‚4874‚4324‚3984‚3174‚2894‚2734‚2741‚2971‚3051‚3101‚3121‚3071‚3051‚2991‚3011‚3041‚3023‚2393‚2395‚0004‚0003‚0002‚0001‚00003‚2143‚1763‚1243‚0943‚0182‚9882‚9682‚971273268265258250239227217206191H23H24H25H26H27H28H29H30R1生活系ごみ排出量ごみ総排出量■■■事業系ごみ排出量集団回収量(万トン)自分でできるSDGs 地球の未来を考えながら暮らす「リユース=繰り返し使う」、「リサイクル=資源として再生利用する」の3つ。ただし、リサイクルできるからといって、やみくもに買っていいわけではありません。リサイクルにはかなりのエネルギーが必要です。リデュース、つまりごみを出さない努力をした上で、リユースにも取り組み、最後にリサイクルに期待する姿勢が求められます。 これまでの日本の住宅は建物寿命が約30年と短く、取り壊しによる廃棄物を増加させてきました。築100年を超える住宅が当たり前のヨーロッパのように、日本でも世代を超えて永く住み継ぐスタイルに変えていく必要があります。そのためには、住宅は社会の財産でもあるという視点が大切です。ミサワホームなどの住宅メーカーが協力する既存住宅ストック制度「スムストック」は、良質な長寿命の住宅を日本で普及させる上で意義のある取り組みであり、私も期待しています。気温上昇で異常気象が増加サンドイッチの背景-20200020502100246現状を上回る温暖化対策を取らなかった場合厳しい温暖化対策を取った場合2081~2100年の平均3.3~5.7℃上昇1.4~2.4℃上昇(年)(℃)生活系のごみが約70%「3R」を意識した暮らしをサンドイッチを例にとっても、消費者の手に渡るまでのプロセスは多岐。畜産物や穀物などの生産、日本への輸入、調理加工、流通といった過程を経て店頭に並ぶ。世界の平均気温と偏差を予測。温暖化対策をしないと、2100年までに最大で5.7℃上昇。猛暑や豪雨などの異常気象が増加すると予測されている。「3R」とはリデュース・リユース・リサイクルの総称。資源を無駄にせず、循環型社会をつくる取り組み。●世代を超えて住まう住宅出典:IPCC第6次評価報告書/全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト   (https://www.jccca.org/)より作成。住まいを住み継ぐスムストック大手ハウスメーカー10社による優良な住宅を住み継ぐための制度。築年数が経っても、住まいの資産価値を適正に評価します。 詳しくは▶M-17p◦リサイクルにつながる買取サービスをご紹介しています。▶M-09p自治体のごみ総収集量に占める事業系ごみの割合は約30%で、残りの約70%は生活系ごみ。消費者である私たちも多くのごみを出している。出典:環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)」より。

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