ミサワオーナーズマガジン2022春夏号(マンション版)
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C-08住まいの中でできるSDGs 日本の住宅におけるエネルギー消費量の割合は、給湯が3分の1を占めています。つまり、お湯を使うところで対策するのが肝心。タッチレス水栓や、シャワーヘッドを止水ボタン付きに交換するだけでも節電・節水の効果は高まります。冷蔵庫、エアコン、照明器具などの家電も省エネ性能が飛躍的に向上しているので、交換すると電気代が節約できます。省エネタイプの機器も有効持続可能な社会を実現するための国際目標「SDGs」。個人としては何ができるのでしょうか。環境カウンセラーの和田由貴さんに、私たちが日常生活でできることを伺いました。節電・節水で省エネを 太陽光発電の弱点は、発電量が天候の影響を受け、夜間の発電ができないこと。これをカバーするのが蓄電池で、蓄えた電気を使うことで発電できない時間帯の買電量が抑えられます。また災害時でも、天候に左右されることなく電気が使えるので安心。将来、太陽光発電の売電価格が下がっても、蓄電池と組み合わせておけば自家消費できるので節約になります。太陽光発電& 蓄電池の活用電気を無駄なく使う できるだけごみになるものを家庭に持ち込まないよう、購入する段階から意識しましょう。レジ袋を断ることもごみを減らす第一歩。レジ袋が有料になって以来、マイバッグを持参する人が多くなり、家庭内での不要なレジ袋が減りました。過剰包装された商品を買わないことも大切です。過剰包装の商品を消費者が買わなくなれば、その商品は人気を失い、やがて淘汰されます。ごみを増やすものを買わない姿勢は、社会を変えることにつながります。家に不要なモノを持ち込まないそもそもごみを出さない暮らし節電・節水できる住まいにINAXタッチレス水栓「ナビッシュ」▶S-26p蓄電池は家計にもやさしい過剰包装にも気をつけて

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