ミサワオーナーズマガジン2024春夏号(マンション版)
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2024 Spring & SummerC-02C-03C-04C-09C-10C-11C-12C-14C-16C-18C-20C-21C-22C-23C-24C-25C-26C-27C-28C-28S-02S-04S-06S-13S-22S-26S-35右開き左開き造形学校バウハウス20世紀初頭のドイツにたった14年間だけ存在した造形学校バウハウス。モダンデザインの源流であるこの学校を、ミサワ バウハウス コレクションの作品の中から[い・ろ・は…]の順にご紹介します。ミサワ バウハウス コレクションから※『ミサワオーナーズマガジン』の誌面はC-○○p、 『らいさぽ』の誌面はS-○○pと表記しております。「心の時間」妖精がゆとりや安らぎを感じられる暮らしの世界に導きます。絵:広瀬雅彦杣田佳穂(ミサワ バウハウス コレクション 学芸員) カメラを使わない写真、フォトグラム。印画紙の上に物を置いて露光する手法で、日光写真とも言われます。バウハウスの教師L・モホイ=ナジの作品が有名です。学生だったエバーハルト・シュラメンと妻トニは、バウハウスを出た後、芸術家村ギルデンハルでフォトグラムに取り組みました。印画紙では1点制作となりますが、彼らは感光材を塗布したガラス板を用いることでネガを作成。得意としていた版画(ドリュック・グラフィーク)のように同一の作品を何枚も制作できることから、彼はこの手法を「フォト・グラフィーク(写真によるグラフィック)」と名付けます。厚紙や布など多様な素材、露光時間の調整や自然光/人工光を駆使して、彼らは光で絵を描いたのです。「ダンスをするカップル」のチューブのような不思議な質感の白い線は、ガラス板に直接描くことで生まれています。 シュラメンの作品は新聞、雑誌の図版や物語の挿絵に数多く使われ、独特の世界観をつくりました。《ダンスをするカップル(フォト・グラフィーク)》エバーハルト・シュラメン、1930年造形学校バウハウスは、シンプルで機能的な新しい美を提案し、モダンデザインの礎となりました。ミサワホームが何よりも共感するのは、装飾で偽らない、人間が主役のデザインをめざしたこと。彼らに学び、新しい時代の生活を提案するために、ミサワホームは1,500点におよぶバウハウス作品を収集・研究し、展覧会に協力しています。 https://www.bauhaus.acたらいさぽ目次夏の大掃除&湿気対策特集 DIY応援サービスらいさぽ通販ウチノコトサービスリフレッシュサービスご利用案内ダンスをするカップル(フォト・グラフィーク)「家のある風景」 主計町(石川県金沢市)デザインのい・ろ・は特集 自然災害に備えよう「ミサワオーナーズクラブ」のご案内プレゼントInterior for Life実例 MANSION REFORM季節のいろどり お手入れ簡単! キレイに見せる植物選び空間と暮らしを彩るひと工夫実例 暮らしの糸住まいのお手入れ 日頃の防災対策リフォーム資産活用・空き家活用 実例 ネクストライフスタイル拝見残価設定型住宅ローン住み替え実例売却サポート住宅ローン借換え/新築・税制改正住まい×介護ご相談窓口 住まいるりんぐDesk「ミサワオーナーズマガジン」は右開きでお読みください。「らいさぽ」は反対側から左開きでお読みください。

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