ミサワオーナーズマガジン2025秋冬号(戸建版)
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1 M-06自分の生き方をどう全うしたいのかに想いを巡らせ、そのために必要な資金について把握しておくことが大切です。まずは、その想いをご家族や周囲の人たちと共有することから始めてみませんか。将来的にご自身が「どう生きるか」ということはご家族のあり方を考えることにもつながります。その想いや願いをご家族で共有しておくことが相続の始まりといっても過言ではありません。財産を引き継ぐ側は自分の意思を明確にし受け継ぐ側はその気持ちを尊重する。それが想いをつなぐ相続への第一歩となります。大切なことは「最後までどう生きていきたいのか」を考えることです。 子どもは独 立してマイホームを所 有。そのため住まいを子どもに引き継がず、維持管理がラクで、利便性が高いエリアにあるマンションや、子世帯の住まいの近くへ住み替えるという考え方もあります。長年暮らし慣れた我が家で生活し続けたい。多くの方 がそう考えているのではないでしょうか。ただし、住まいも人間同様、年をとります。住まいの性能や機能をしっかり維持することを考えましょう。高齢で健康に不安がある場合は、生活相談や介護などが受けられる「サービス付き高齢者向け住宅」も選択肢に入れてみましょう。自宅の整理などを事前に考慮しながら、家族と一緒に検討したいものです。     自宅で暮らす     サービス付き高齢者向け住宅へ     住み替える選択1選択3選択2まず、すぐに実行したいこと将来の暮らし方はそれぞれ家族としてどう生きるかを話し合おう人生をより良く生き切るために

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