ミサワオーナーズマガジン2025秋冬号(マンション版)
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2025 Autumn & WinterC-02C-03C-04C-12C-12C-13C-14C-15C-16C-18C-20C-21C-22C-24C-26S-02S-04S-12S-20S-24S-33D.R. Heinz Loew 右開き左開き造形学校バウハウス20世紀初頭のドイツにたった14年間だけ存在した造形学 校バウハウス。モダンデザインの源 流であるこの学校を、ミサワ バウハウス コレクションの作品の中から[ い・ろ・は …]の順にご紹介します。 バウハウスには、舞台工房がありました。ユニークな作品が次々と生まれたバウハウスの名物工房です。基礎教育を終えた学生は家具、金属、織物、彫刻などの工房の中から1つ選び、そこで修業を積みますが、舞台工房はそれとは別に、誰でも参加できるクラブ活動のような存在でした。ハインツ・レーヴは広告印刷工房に所属しながら、並行して舞台工房のメンバーとして舞台美術に取り組みました。 ドフトエフスキーの小説『罪と罰』を題材に選んだレーヴは、舞台セットの構想スケッチを数点残しており、これはその1枚。右手に位置するのは、おそらく主人公ラスコーリニコフの住む下宿部屋でしょう。部屋というよりむしろ引き出しのようだと形容されるほど小さな空間は、ベッド代わりの長椅子と、テーブルと椅子を置いただけでいっぱいです。次々に人々が訪れ、物語が展開するこの小説の要となる空間を、レーヴはデザインしています。ミサワ バウハウス コレクションからつミサワ バウハウス コレクションの作品が、2026年1月4日まで兵庫県立美術館で開催中の「リビング・モダニティ展」に出展されています。 https://www.artm.pref.hyogo.jp/この作品の著作権継承者を探しています。権利を有する方ならびにご存知の方はミサワオーナーズマガジン編集室(03-5339-8500)までご連絡ください。Illustrated byMasahiko Hirose※『ミサワオーナーズマガジン』の誌 面はC -○○ p、 『らいさぽ』の誌 面 は S - ○○ p と 表 記しております。罪 と 罰 (舞台装飾の構想スケッチ)造形学校バウハウス デザインのい・ろ・は家のある風景特集 家族の想いをつなぐ相続ご相談窓口相続オンラインセミナーお客さまご紹介キャンペーンプレゼント「ミサワオーナーズクラブ」 ご登録キャンペーン実例 暮らしの糸実例 マンションリフォーム実例 ネクストライフスタイル拝見レシピ 植物性素材のやさしいランチ季節のいろどり 自然の香りを暮らしにDIY 心地よい時間を楽しむ サイドテーブル住まいのお手入れ 子どもや孫と一緒の大掃除らいさぽ目次DIY応援サービスリフレッシュサービスウチノコトサービスらいさぽ通販ご利用案内《舞台装飾の構想スケッチ「罪と罰」ドフトエフスキー》ハインツ・レーヴ、1928年杣田佳穂(ミサワ バウハウス コレクション 学芸員)造形学校バウハウスは、シンプルで機能的な新しい美を提案し、モダンデザインの礎となりました。ミサワホームが何よりも共感するのは、装飾で偽らない、人間が主役のデザインをめざしたこと。彼らに学び、新しい時代の生活を提案するために、ミサワホームは1,500点におよぶバウハウス作品を収集・研究し、展覧会に協力しています。 https://www.bauhaus.ac「ミサワオーナーズマガジン」は右開きでお読みください。「らいさぽ」は反対側から左開きでお読みください。

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