1 ▼C-06自分の生き方をどう全うしたいのかに想いを巡らせ、そのために必要な資金について把握しておくことが大切です。まずは、その想いをご家族や周囲の人たちと共有することから始めてみませんか。将来的にご自身が「どう生きるか」ということはご家族のあり方を考えることにもつながります。その想いや願いをご家族で共有しておくことが相続の始まりといっても過言ではありません。財産を引き継ぐ側は自分の意思を明確にし受け継ぐ側はその気持ちを尊重する。それが想いをつなぐ相続への第一歩となります。大切なことは「最後までどう生きていきたいのか」を考えることです。 高齢で健康に不安がある場合は、生活相談や介護などが受けられる「サービス付き高齢者向け住宅」も選択に入れてみましょう。自宅の整理などを事前に考慮しながら、家族と一緒に検討したいものです。長年暮らし慣れた我が家で生活し続けたい。多くの方がそう考えているのではないでしょうか。ただし、住まいも人間同様、年をとります。住まいの性能や機能をしっかり維持することを考えましょう。相 続 豆 知 識判断能力があるうちに現預金や不動産などの財産を信頼できるご家族に託すのが「家族信託」です。ミサワホームは専門の企業と提携し、認知症などにより判断能力が低下した後でも、ご本人やご家族のニーズに合った財産管理や運用のお手伝いをしています。子どもは独立してマイホームを所有。そのため住まいを子どもに引き継がず、より利便性が高いエリアにあるマンションへ住み替えるという考え方もあります。サービス付き高齢者向け住宅へ自宅で暮らす住み替える選択3信託財産選択1選択2家 族 信 託「ファミトラ」■■ 委託者:財産の所有者、財産を受ける人信託契約委託者管理・処分権限受益者財産給付・分配(受益権)万が一のための「家族信託」■■ 受益者:財産の価値や利益を得る権利(受益権)を有する人 ■■ 受託者:財産を預かり、管理・運用・処分する人受託者まず、すぐに実行したいこと将来の暮らし方はそれぞれ家族としてどう生きるかを話し合おう人生をより良く生き切るために
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