ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、創立50周年を記念し、耐震木造住宅「MJ Wood」ブランドに新たに「MJ開口フレーム」を採用した「MJ FRAME」シリーズを展開し、第一弾モデルを10月31日より全国(沖縄県を除く)で発売します。 2007年に販売開始したMJ Woodは、高強度の金物接合と構造用合板を使用した耐力壁による強固な構造や、グッドデザイン賞を3度受賞※1したデザイン性の高さ、立地条件や個別要望に対応しすい設計自由度の高さなどが評価され、現在では当社の主力商品ブランドの一つとなっています。 このたび、展開する「MJ FRAME」シリーズは、「暮らしのフレームを広げよう」というコンセプトに基づき、木造住宅市場で多くの実績がある木製フレーム※2を「MJ開口フレーム」として採用します。MJ開口フレームは、開口部でありながら耐力壁として設計が可能であるため、耐震性を損ねることなく大開口・大空間設計が可能で最大有効開口幅約5.7mを実現します。複数箇所への設置や2階、3階への設置も可能であることから、今までより一層、設計の自由度が高まり新しい空間提案が可能になるほか、開口部への取り付けで済むためコストの上昇も抑えられます。また、MJ Woodに備わる高い断熱性能により、大開口設計としながらも標準仕様で4地域以南のZEH断熱基準であるUA値0.60を上回ります。品質面においても従来と変わることなく、構造体最長30年保証※3や長期優良住宅にも対応し、高い住宅性能を長く保ちます。これらの特長により、大開口のリビングで景色を楽しむ住まいや、乗用車2台を並列に置けるビルトインカーポート付きの住まい、また、敷地の間口が狭く採光・通風の確保が困難な場所でも効率よく光や風を取り込める住まいなど、幅広いライフスタイルに対応し、長く快適に過ごせる空間提案が可能です。 |
今回発売する第一弾モデルは、「MJ FRAME VL」。眺め(View)のいい暮らしを大空間(Large space)設計により実現します。プランニングにおいては、大開口から得られる採光を吹き抜けや大空間のリビングダイニングを中心に居室全体に行き渡らせる提案をしています。吹き抜けに面した2階部分には家族の適度な気配が感じられる「コネクトテラス」と名づけたオープンスペースを設け、個人が思い思いの時間を過ごせる空間を用意したほか、バルコニー前の室内に、洗濯物を干す、畳むなど家事を行うのに適した「家事マルチタタミ」スペースを設けました。また、玄関ポーチには、外部収納部のドアに暗証番号錠を取り付け、荷受機能を付加した「宅配スペースドア」を備えました。外観は、シンプルで普遍性の高い四角形をベースとしたデザインとし、柱型の袖壁やルーフバルコニーなどを組み合わせて建物に陰影を作り、重厚感を演出しています。外壁は、明るく白い吹付けと周囲に馴染みやすい落ち着いたブラウンを併用することで、程よいコントラストと安定感のある外観を生み出しています。 今後、ミサワホームは、「MJ FRAME」シリーズを積極的に展開し、住まいに開放感を求めるお客様のニーズに応えるとともに、第二弾以降も新たな提案を盛り込んだモデルを発表していきます。 |