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2017年11月21日

ITを活用したプレゼンシステムが

ITビジネス賞を受賞


高精細な3次元CGやVR(仮想現実)データを数分で作成できるシステム構築が評価
高精細CGシステム「V-Rayクラウド」を国内初採用、CADソフトは共同開発
今年度より全国の営業拠点に順次導入を開始し、業務効率化とCS向上を目指す

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、営業現場の業務効率化やCS向上を目指して構築したプレゼンシステムで、公益社団法人 企業情報化協会が主催する平成29年度IT賞の「ITビジネス賞」を受賞しました。

同賞を受賞したのは、高精細な3次元CGやVRデータを短時間で作成するためにミサワホームが中心となって構築したプレゼンシステムです。

実写に近い高精細なCGを活用したプレゼンテーションは、完成した住宅をイメージしやすいため住宅を検討するお客様に好評です。一方、高精細であるがゆえにCG作成には膨大なデータ処理が必要で、一般的なPCの処理能力であれば3次元CGデータの作成に8〜12時間程度かかっていました。また、従来のCG作成ソフトでは、屋根や外壁、インテリアなどの色は選択できるものの、光の入り方や建材の質感などを正しく表現することは難しいという課題もありました。   

ミサワホームは2012年より、高い処理能力やTCO※1の低さなどからクラウドサービスの「Amazon Web Services(AWS)」を採用し、AWS上で人事、会計、営業支援等の基幹系システムを稼動しています。今回、この環境を利用し、従来から採用していた株式会社シーピーユーのCADソフト「MADRIC・AD-1」を当社仕様にカスタマイズするとともに、世界的なコンピュータグラフィックス開発企業であるChaos Software社(ブルガリア)が開発した、クラウド上で高精細なレンダリング※2ができるCGシステム「V-Rayクラウド」を日本で初めて採用、その両者を連携させることで、従来は8時間〜12時間を要していた高精細の 3次元CG や VRデータ作成時間をわずか数分〜最大20分へと、大幅に短縮しました。

ミサワホームは、このシステムを全国の営業拠点に展開し営業現場の業務効率化につなげるとともに、お客様に一層満足いただける提案ツールとして積極的に活用していきます。

※1:コンピューターシステムなどの導入・運営・管理などにかかる総費用のこと
※2:形状の表面の色や質感、光源、影の様子や建物への映り込み、反射などを3Dソフト上で表現すること


詳細はこちら (PDF414KB)
 

*この件に関するお問い合わせ先

ミサワホーム株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 中田義規 宮田智

TEL03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:Satoshi_Miyata@home.misawa.co.jp

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在と異なる場合がありますのでご了承ください。
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