この度、「新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)」の「特定建築者」の公募が行われ、ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)が、医療法人一輝会(兵庫県神戸市、理事長 荻原徹)と京阪電鉄不動産株式会社(大阪府大阪市、代表取締役 道本能久)とともに、「特定建築者予定者」として選定されました。今後、神戸市により所定の手続きが行われた後に「特定建築者」に決定される予定です。 神戸市は、1995年に発生した阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けた新長田駅南地区において、市街地の復興と防災公園等を中心とした防災拠点の構築や良質な住宅の供給、地域の活性化、都市機能の整備などの再開発を進めています。
ミサワホームは、老朽化した病院の移転相談をきっかけに複合開発を行った |
この度の再開発事業においては、医療機関と連携して医療・健康・予防サービスを提供する、病院と分譲マンションの複合施設を計画しています。さらに、広場を活用した地域連携による賑わいを生み出すことにより、地域の人々が健康で安心して生活できる建物にする予定です。 神戸市の震災復興にあたっては、当社としても仮設住宅の建設をはじめ被災地支援にグループ一丸となり取り組んだ経緯があり、本再開発事業の概ね最終段階において特定建築者予定者に選定されたことに強い意義と使命を感じています。神戸市、医療法人一輝会、京阪電鉄不動産とともに、計画する建物が地元における医療と住宅による複合的な新しいランドマークとなるよう目指していく考えです。 |