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平成18年10月02日
17年連続でグッドデザイン賞を受賞
○「HYBRID ECO-design」など2商品・3住宅部品が選定
○賃貸住宅として初めて「Belle Lead FORMAL」が受賞
○通算33商品・61住宅部品・2施設のGマーク
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 佐藤春夫)は、(財)日本産業デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞に応募し、鉄骨系住宅「HYBRID ECO-Design」、当社の賃貸住宅としては初受賞となる「Belle Lead FORMAL」の2商品(建築・環境デザイン部門)と、「外部ルーバーデザインシステム」「C造作システム」制震装置「MGEO」の3住宅部品(商品デザイン部門)がGマークを受賞しました。これにより17年連続、通算33商品・61住宅部品・2施設が受賞したことになります。 「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を母体とする、我が国唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。単に形の美しさを競うだけではなく、「優れたデザイン」の普及によって生活をより豊かにすることと、産業の更なる高度化を目指すものです。デザインの意義も時代と共に変化し、環境への配慮や製品の長寿命化など、時代に即した新たな観点も着実に加えられ審査が行われています。 ![]() |
今回、景観に配慮した外観デザインなどが評価され、賃貸住宅として初めての受賞となった「Belle Lead FORMAL」や、造形デザインとして“見せる”商品ではなく、地震に対して長期間安心してお住まい頂ける制震装置の「MGEO」がGマークを受賞したことは、住宅の社会的価値という新たな観点から高い評価を頂いた、大変意義のある受賞と捉えています。 ミサワホームでは「住まいを通じて生涯のおつきあい」を基本理念として掲げ、お客様の資産形成のためには優れたデザインが不可欠と考えています。17年連続という住宅業界ナンバーワンの受賞実績によって「デザインのミサワホーム」としての自信を深め、今後もお客様の生活向上に向けた「最適・快適の技術」を開発していきます。 |
■平成18年度グッドデザインを受賞した商品
●「HYBRID ECO-design」(ハイブリッド・エコデザイン)
日本の豊かな気候、自然の移り変わりを室内や生活に取り入れ、自然との共生を目指した住まいです。外観デザインは、さりげなく太陽電池が広がる大きな葺き下ろしの屋根となっています。軒の深いバルコニーとすることで直射日光を遮り、心地よい風がそよぐ空間を生み出すなど、ミサワホームが提唱する「ECO・微気候デザイン」の思想を随所に盛り込んでいます。地球環境に配慮したエコロジーライフ(Ecology)に先進テクノロジーを融合し、より経済的(Economy)に、より快適(Amenity)に、より安心(Safety)して賢く暮らせる住まいです。
●「Belle Lead FORMAL」(ベルリード・フォーマル)
賃貸住宅として当社で初めてGマークを受賞した、都市型2階建賃貸住宅です。開発にあたりグループインタビューを実施し、「住んでみたい」賃貸住宅の条件を最優先に開発をしました。
“街並みを美しく整えていく”というコンセプトで作られた端正なボックス形状の外観が、景観に配慮した外観デザインとして高い評価を頂きました。外壁にタイルを使ってデザイン性と耐久性を向上させるなど、こだわりの生活スタイルに対応できる賃貸住宅として、高利回りを可能にしています。
■平成18年度グッドデザインを受賞した住宅部品
●「外部ルーバーデザインシステム」
ルーバーの形状により、採風を確保しつつ夏の日差しを遮り、秋から冬、冬から春にかけての暖かな日差しを取り込む事が可能です。従前の物よりルーバー面を大きくしシステム展開することでシンボリックな意匠を可能としています。至近距離からの見上げ視線を遮り、プライバシーを守る安心設計で、従来のシャッターや面格子とは異なる新しいスタイルの防犯部品としての工夫が施されています。
ルーバー材はアルミ製のものと、樹脂製のマルチインサート成型品があり、樹脂単体では出しえない強度と、金属では表現しにくい独特の柄とテクスチャーを同時に実現しています。
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●「C造作システム」
窓、建具廻りの装飾=造作材により、インテリアイメージをコントロールします。工業製品化された造作材をパズルのように組み合わせ、刃欠け、几帳面など日本古来の伝統的意匠を再現。かつ新築からリフォームまで職方の技量によらないバラツキの少ない、再現性の高い意匠を作ることが可能になりました。また、環境共生素材=Mウッド(リサイクル素材)と伝統技術『浮造り加工』を融合することで天然素材に近い独自の風合いを表現、天然素材では従来使用できなかった部位への使用、工業製品ならではの長寿命を実現しました。
●制震装置「MGEO」(エムジオ)シリーズ
MGEOシリーズは、「耐震」構造の住宅に揺れや振動を抑える「制震」技術をプラスした、次世代の耐震システムです。造形デザインとして「見せる」商品では無いにも関わらず、地震大国日本の現状を踏まえた社会的価値に高い評価を頂きました。
「制震装置」は地震エネルギーを高減衰ゴムに伝えることで運動エネルギーを熱エネルギーに変換して揺れを軽減する仕組みで、当社の販売するすべての商品(建物:木質パネル接着工法、鉄骨ラーメン構造)に対応できます。制震装置を小型化・軽量化することにより、プランニングや施工に影響しないよう、壁の中に組み込みが可能です。薄型でありながらテコの原理で効率良く動作するパネルデザインとなっており、地盤や敷地条件、プランニング等に制約がある「免震」工法に比べるとその制約は少なく、コスト面でも求めやすい価格での設置を可能としました。
MGEO:木質系住宅用制震装置(写真) MGEO-H:鉄骨系住宅用制震装置 MGEO-R:在来木造リフォ-ム対応制震装置 |
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以 上 |
* この件に関するお問い合わせ
ミサワホームホールディングス株式会社
広報部 | 中村 孝 村山 透 |
TEL 03-3349-8088
E-mail : Toru_Murayama@home.misawa.co.jp