ミサワホーム株式会社(代表取締役社長 竹中宣雄)は、ギャラリー「ミサワ バウハウス コレクション」(所在地:東京都杉並区高井戸西)において、6月7日(月)から9月17日(金)までの間、前回に引き続きバウハウスの工房を取りあげた企画展「バウハウスの工房U」を開催します。 造形学校「バウハウス」は、1919年ドイツに設立されました。デザイン、建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えているこの学校は、建築のもとにあらゆる芸術を統合しようとの思想から、家具や照明器具、陶器や金属器などの日用品、テキスタイルなど幅広い分野で新たな形態を目指して活動しました。閉校の1933年まで14年間という短い活動でしたが、さまざまな試みは80年以上経った現在でも生活の随所に生かされています。 |
バウハウスの工房は、教育の場であると同時に、最先端のデザインスタジオでもありました。スマートな鋼管家具や強い印象を与えるポスターなど、優れた作品が多数生み出され、さまざまな新しい試みが行われました。また、工房間のつながりも多く、各工房の活動が互いにリンクしあうことで、教育面でも実践面でも大きな効果を上げています。 前回の企画展「バウハウスの工房T」では、陶器工房、金属工房、織物工房、版画工房、舞台工房について紹介しました。今回の企画展「バウハウスの工房U」では、家具工房、彫刻工房、印刷広告工房、写真部門、壁画工房の活動を約90点の作品と共に紹介します。 |