「コモンズ」とは、みんなが集まる場所や集会所のこと。大学や図書館では、その考えを採用し、共同作業をしたり、お互いに刺激し合いながらそれぞれの勉強に励んだりすることもできる「ラーニングコモンズ」という空間が増えています。この空間を住まいの中に採り入れたデザインが、ミサワホームの「ホームコモンズ設計」です。
ホームコモンズ設計とは、お子さまの成長に合わせた「学び空間」の設計手法。学ぶべきことは成長ステージごとに違うから、住まいの工夫も変化が必要です。ここでお届けする実践のヒントを、住まいと暮らしに取り入れてみてください。
ミサワホーム総合研究所
フューチャーセンター
富田晃夫
子ども部屋に閉じこもっての学習は、スマートフォンなどで集中力を削がれたり、コミュケーションも生まれない。
1人きりでは多角的な視点は養えない。
学びの場は共用空間としたほうがよい。
家族が集まりやすいのでコミュニケーションは取りやすいが、テレビなど集中力を削ぐものが多い。
受動的になりがちなテレビなどの要素をなくしたほうがよい。
塾や部活などで生活時間にズレが生じたり反抗期の問題で、親子が直接コミュニケーションが取りづらい。
思春期で会話などが減る時期、近くにお互いの存在を感じられるだけでも、ふとした瞬間にコミュニケーションが生まれる。
どこからでも見通せるリビングに「プレイサイト」を設ければ、子どもが自由に身体を動かしていても安心。
いつでもスキンシップを図れます。
目が届くキッチン前に「トークサイト」を設ければ、子どもの「なんで?」にきちんと答えてあげられます。
お手伝いをはじめる場としても最適です。
すぐに声を掛けられるダイニングに「ホームワークコーナー」を設ければ、いつでも見守ってあげられます。
集中力も育みやすいほどよい距離です。
家族それぞれの定位置をつくり、仕事や学び、創造などを通じて理解が深まり、それぞれの成長やコミュニケーションを高めます。
広びろとした見通しの良いLDKで、親子いっしょに学びも遊びも楽しめる" 学遊混交"の空間。子どもがのびのびと成長できる設計です。
家族それぞれの興味がわかる「ヒストリカル・ライブラリー」、それぞれ自分の居場所となる「ファミリー・リザーブシート」、ちょっと休憩できる「ワーク・ラウンジ」を設けた空間です。
あらかじめ指定された施工会社との間で、建築工事の請負契約を結ぶことを条件として売買される宅地のことです。
「ホームコモンズ」や「蔵」など、ミサワホームで叶えられるおうちをご希望の場合、特にオススメです!