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第4章 健康・快適に暮らすために

空気の汚れについて

安全で快適なはずの住まいも科学物質や一酸化炭素、ダニ・カビなどによる空気の汚れが原因で、目・鼻・のどの痛みや アレルギーなどの健康障害を引きおこすことがあります。高機密な住まいほど、換気の役割が大切になっています。

空気の汚れについて:1 空気の汚れについて:2

ホルムアルデビド対策

◆刺激臭のない家具を選ぶ
合板や家具などの接着剤に含まれるホルムアルデヒドは、揮発性の化学物質で、その水溶液がホルマリンです。空気中のホルムアルデヒド濃度が一定水準を超えると、人によっては目がチカチカしたり、鼻やのどが痛んだり、頭痛を覚えることもあります。ミサワホームの住まいにはホルムアルデヒド対策を施した壁クロス用接着剤や木質建材が使われていますが、市販の家具などを選ぶ際にも注意が必要です。例えば、洋服ダンスや食器棚などは、扉を開けて臭いをチェックしましょう。刺激臭のあるものはホルムアルデヒドの濃度が高いので、避けた方が安全です。

◆換気でホルムアルデヒドを軽減
すでにホルムアルデヒドを放出する家具などが家の中にあり、捨てることができない場合は、換気を心がけることがいちばんの軽減方法です。一般的には2〜3年で、ホルムアルデヒドの放出量は気にならないほどの低濃度になります。

一酸化炭素の対策

◆開放型のストーブを置かない
暖房器具は、開放型と密閉型に分けることができます。開放型は石油やガスのファンヒーターやストーブなど、燃焼の際に生じるガスを室内にそのまま排気するタイプ。密閉型はエアコン、電気のストーブや、排気ガスをパイプや煙突などで外へ逃がすタイプのストーブです。開放型の暖房器具から出る排気ガス中には、ガス中毒の原因となる一酸化炭素や有害な窒素酸化物のほか、ダニ・カビ・結露の原因となる水蒸気が多量に含まれ、室内の空気を汚す原因となります。竣工後に暖房器具を選ぶ場合は、開放型の器具は避け、安全でクリーンな器具を選ぶようにしましょう。また、ご使用にあたってはそれぞれの器具の取扱説明書に従ってください。

◆開放型の給湯器を設置しない
小型ガス瞬間湯沸器などの開放型給湯器も、燃焼排ガスに一酸化炭素が含まれています。できるだけ設置しないでください。

◆調理中は必ず換気扇を回す
ガス調理器具の使用中は、室内の酸素が消費されると同時に、有害な一酸化炭素や水蒸気が発生します。必ず換気扇を回すようにしましょう。

◆ビルトインガレージの排気ガスに注意
アイドリング中の車の排気ガスには高濃度の一酸化炭素が含まれ、大変危険です。ビルトインガレージで車のエンジンをかける時は、居室へ通じるドアを閉め、ガレージのシャッターを全開にして、換気に十分配慮してください。


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