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第4章 健康・快適に暮らすために

空気の汚れについて

安全で快適なはずの住まいも科学物質や一酸化炭素、ダニ・カビなどによる空気の汚れが原因で、目・鼻・のどの痛みや アレルギーなどの健康障害を引きおこすことがあります。高機密な住まいほど、換気の役割が大切になっています。

空気の汚れについて:1 空気の汚れについて:2

二酸化炭素と水蒸気の対策

◆こまめに窓を開けましょう
人は酸素を吸って二酸化炭素を吐いています。比較的安全性が高いと思われる二酸化炭素でも、濃度が濃くなると、頭がぼうっとしたり、気分が悪くなることがあります。セントラル換気システムが採用されていない場合は、換気扇を使用したり、こまめに居室の窓を開けて汚れた空気を外に出し、新鮮な空気と入れ換えるようにしましょう。

◆浴室の換気も忘れずに
入浴や洗濯は大量の水蒸気が発生するため、結露や、湿気を好むダニ・カビの原因となります。入浴後や洗濯物を室内で乾燥させるときは、窓を開けるか、換気扇を回しましょう。

その他の有害物質

◆スプレーやタバコも十分な換気を
殺虫剤やトイレ洗剤、揮発性の溶剤など家庭で日常的に使われている薬品にも有害成分が含まれています。また、タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれ、壁や天井などを汚す原因にもなっています。薬品をスプレーしたり、タバコを吸ったときには通常より多くの換気が必要です。

セントラル換気は常時稼動

◆セントラル換気は「強」で運転を
ミサワホームは、24時間セントラル換気システムによる強制換気と、自然換気を併用することで、より快適な換気性能を確保する設計となっています。そこで、セントラル換気は、常に「強」で運転してください。なお、タバコの副流煙(吸った後の煙)は多量のホルムアルデヒドを発生するので、家族や子供の健康のためにも煙が居室に充満しにくい工夫と換気を心がけてください。

コラム

扇風機を換気扇に
タバコを吸った後に窓を開けても、風のない日はなかなか煙が外へ出ていきません。こんなときに便利なのが扇風機。扇風機を換気扇として利用してみてはいかがでしょうか。まず、窓辺にしっかりした台を置き、そこへ扇風機をのせ、首を固定して屋外に向けてセットします。スイッチを「強」に入れると、煙や臭いを短時間で外へ追い出してしまいます。

ハウスダストとアレルギー
土ボコリ、綿ボコリ、食品クズ、ペットの抜け毛、花粉、ダニの死骸やフンなど、室内にはさまざまなハウスダストがあります。とくに問題となるのが、スギ花粉やヒノキ花粉、ダニのフンなどのアレルギー物質です。外から運ばれる花粉や粉塵にはフィルター付き換気扇、室内のハウスダストには空気清浄機と室内のこまめな掃除が有効です。


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