本文へジャンプ
MISAWA
閉じる

第4章 健康・快適に暮らすために

湿気と結露について

ミサワホームでは十分な断熱性能と換気システムを備えた住まいを提供しておりますが、住まい方によっては結露が発生することがあります。建物を傷め、心理的にも不快な結露を止めるには、室内の湿気をコントロールする工夫が大切です。

湿気と結露について:1 湿気と結露について:2

発生した水蒸気を外へ逃がす

◆居室の換気
ミサワホームの住まいには、水蒸気や室内汚染物質を速やかに排出する「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空調換気扇」や「空調換気扇」が採用されています。原則24時間運転で熱交換タイプですから、冷暖房のロスも小さく抑えられます。また、「換気ブレス」や「レジスター」タイプの場合、閉めたままでは換気が行われないので、適正な開閉が必要です。

なお、「フロアセントラル換気システム」「サイクロン空調換気扇」「空調換気扇」「換気ブレス」や「レジスター」は、ファンヒーターなど室内に排気ガスが放出される暖房器具の使用に対応するものではありません。室内空気を健康的に保つためにも、開放型の暖房器具のご使用は避けてください。また、室内に洗濯物を干す場合や、多量の喫煙の際は、別に換気扇を使用し、可能であれば窓開け換気も行ってください。

◆浴室の換気は十分に
入浴は多量の水蒸気を発生させます。浴室の換気は十分に行いましょう。入浴の後は浴槽にフタをして、浴室のドアをきちんと閉め、湿気を他の部屋に移さないようにしましょう。また、最後に入浴した人が必ず換気扇を回しましょう。

◆キッチンの換気
調理中には、炊事の鍋などから出る水蒸気のほか、ガスの燃焼によっても多量の水分が発生します。調理中には必ず換気するよう心がけてください。

◆晴れた日には窓を開ける
高気密・高断熱の家は窓を開けてはいけないわけではありません。爽やかに晴れた日には窓を開け、乾いた風を家のすみずみまで送りましょう。

◆押し入れや収納にすき間をつくる
押し入れの中は空気の対流が少なく、湿りやすいものです。ときどきは扉を開けて空気を入れ換えましょう。布団などはスノコに乗せたり、壁から少し離すなど、空気が流れやすいように配慮してください。同様に家具も壁から少し離し、空気の通り道をつくっておきます。ときどき扇風機で風を送るのもよい方法でしょう。

24時間フロアセントラル換気システム (イメージ)

  コラム

結露を見つけたら
もし窓ガラスやサッシ、トイレのタンクや配管などに結露を見つけたときは、布で拭き取ってください。そのままにしておくと建物を傷めることがあります。とくに冬期の暖房時には開口部や内装材に結露が生じる場合があります。こまめに拭き取るようにしてください。

 


ページ先頭へ
Copyright © MISAWA HOMES CO., LTD. All Rights Reserved.