赤ワイン、白ワインの代表的なブドウ品種の主な特徴●色：産地、造り方によってさまざまな色がある●香り：リンゴ、柑橘系の香り、熟成樽のものはバニラのような香り●味わい：キリッとしたものからまったりとしたものまで多彩、酸味とコクのバランスがいい●主な産地：ブルゴーニュ地方（フランス）のシャブリが有名、オーストラリア、カリフォルニアなど世界各地●色：濃く、強い赤色、熟成すると深みのあるガーネット色に●香り：カシス・ブラックベリーなどの果実の香り●味わい：タンニンと酸味のバランスがいい●主な産地：ボルドー地方（フランス）が有名、その他カリフォルニア、オーストラリア、チリなど●色：深みのある明るい赤色●香り：ラズベリー、イチゴ、チェリーにたとえられる●味わい：タンニンより果実味がまさり繊細な味わい●主な産地：ブルゴーニュ地方（フランス）、ドイツ、カリフォルニアなど●色：濃厚な黒っぽい赤色●香り：ラズベリーなど果実系と黒胡椒など香辛料系の野性的な香り●味わい：タンニンが多く、スパイシーで凝縮された味わい●主な産地：ローヌ地方（フランス）、オーストラリアではシラーズと呼ばれハーブやチョコの香りがする濃厚なワイン●色：濃い赤色から熟成に従い煉瓦色に近くなる●香り：カベルネソーヴィニョンに似ている●味わい：ふくよかで丸みのあるまろやかな口当たり●主な産地：ボルドー地方（フランス）では、カベルネソーヴィニョンなどとブレンドされる。イタリア、チリ、カリフォルニア、日本など●色：やや青みのある淡い黄色、産地、造り方によって違いがある●香り：清々しい爽やかな香り●味わい：ほどよい酸味とフルーティーさフレッシュさが味わえる●主な産地：ボルドー地方・ロワール地方（フランス）、イタリア、カリフォルニアなど●色：淡い黄色●香り：花や青リンゴ、ライムなど柑橘系●味わい：フルーティーさと豊かな酸味、辛口から甘口まで、甘口のデザートワイン（貴腐ワイン）にもなる●主な産地：ドイツ、フランスのアルザス地方が有名、オーストラリア、カリフォルニア、南アフリカなど●色：透明に近い色●香り：控えめな香り、柑橘系などの香り●味わい：ほのかな酸味と甘み●主な産地：山梨県勝沼、日本固有の白ワイン品種シャルドネ白ワイン赤ワインソーヴィニョン・ブランカベルネソーヴィニョンピノ・ノワールシラ一メルロ一リースリング甲州お店でワインを楽しむ家でワインを楽しむM-18黒ブドウをまるごと使い、皮も種も一緒に発酵。色合いは皮に含まれる赤い色素（アントシアニン）、渋みは種に含まれるタンニンがつくります。一般的には白ブドウの皮や種を取り除き、果汁だけで発酵させるため、色や渋みがありません。黒ブドウが使われることもあります。赤ワインと同じように皮も一緒に発酵させ、色がついたところで皮を取り除く方法と、黒ブドウの果汁のみでつくる方法などがあります。日本の食にも深く根付きはじめたワイン。レストランはもちろん、ご家庭でも飲む機会が増えています。ワインを飲むことは好きでも、ワインについてはよく知らないという方も、少し知識があるだけで、その楽しみ方がより広がるはずです。ワインをもっとおいしく、もっと楽しくオ ト ナ ダ イ ガ クワイン入門講座〈第3講〉大人大学ワインショップ・エノテカ吉祥寺店 店長小澤誠也一般社団法人日本ソムリエ協会認定ソムリエ3ブドウの品種を知って好みのワインを見つける1知っておきたい「赤」「白」「ロゼ」の違い赤白ロゼ2ワインはグラスで味が変わる❶ボルドー型 香りが少しずつ立ち、香りを逃しにくい形。傾けたときにゆっくりと流れ込み、舌先から順番に味わうことができます。❷ブルゴーニュ型 ボールのふくらみ部分が大きく、空気にふれる面積が広いため、香りが素早く立ち上がってきます。❸フルート型 シャンパン（スパークリングワイン）に使われます。立ち上る気泡が観賞でき、細いのでゆっくりと飲むことができます。❶❷❸
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