ミサワオーナーズマガジン 2019 Spring&Summer
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5~346789161718~111213141015甘口・スパークリングワイン白ワインの適温辛口軽い早飲みタイプミディアムボディフルボディやや辛口赤ワインの適温飲み頃の温度飲み頃の温度(℃)お店でワインを楽しむ家でワインを楽しむお店でワインを楽しむ家でワインを楽しむM-191ワインを注ぐのは男性の役目男女が同席するときは、男性がワインを「サーブ(注ぐこと)」するのがマナー。欧米では、女性がワインボトルを持つことはタブーとされています。グラスを回してワインを空気に触れさせ、香りや味わいを引き出すのが「スワリング」。スワリングするときは、グラスは外側から内側に回しましょう。遠心力でワインがこぼれたときに隣の人にかからないようにするためです。スワリングはテーブルの上に置いたままでもかまいません。ワインの場合、サーブされるときにグラスを持ち上げるのは、マナー違反。注がれている間は、グラスに手をかけないのもマナーです。2グラスを回すときは外側から内側へ3注がれるときにグラスは持ち上げない注文したワインをチェックする「ホストテイスティング」。何をどうしたらいいのか、気になるところですが、その手順は決して難しくはありません。①ソムリエが見せるボトルのラベルをチェックします。②抜かれたコルクの刻印を確かめます。③少し注がれたワインの色をチェックし、スワリングをして香りと味をチェック。④問題がなければ、「結構です」「お願いします」とOKの意思表示をします。ソムリエに判断を任せるのも、スマートな方法のひとつです。注意したいのは、ホストテイスティングは、注文したワインの品質を確認するもので、好みの味と違うからと、別のワインに取り替えてもらうことはできません。4ホストテイスティングの男性の役目ワインがおいしく感じられる適温は、ワインのタイプによって異なります。赤ワインは温度が低すぎるとタンニンの渋みが強く感じられ、辛口の白ワインは冷たいほうが酸味が引き締まってフレッシュな味わいが楽しめます。〈冷蔵庫で冷やすときの目安〉軽い赤ワインなら約1時間、白ワインなら辛口で約3時間。時間がないからといって冷凍庫では冷やさないでください。〈ワインクーラーで冷やすときの目安〉ボトルが肩までつかるクーラーなら、氷6:水4を入れておきます。冷やす時間は室温から左記の適温を引いた数字を分に変えたものが目安です。1ワインの飲み頃温度開けたばかりの赤ワインをデカンタに移すことで、ワインを空気に触れさせて香りを目覚めさせるのが「デカンタージュ」。澱おりがあるワインの場合は、数日前からボトルを立てて澱を底に沈めておき、底に沈んだ澱を残してきれいな部分だけをデカンタに移します。2デカンタージュに挑戦「エアロポアラー」を使うと、ワインが細いパイプを通ることでデカンタージュと同じ効果に。開けたばかりの赤ワインの香りと味が目覚め、まろやかなおいしいワインが手軽に楽しめます。3手頃な赤ワインをおいしくする方法ワインの保存に冷蔵庫は適していません。最近はお手頃な家庭用のワインセラーがあるので、よいワインの保存におすすめです。テーブルワインなら、光が入らず振動がない涼しい場所に保管します。飲み残してしまったときは、酸化を防ぐ真空式のワインセーバーで栓をして冷蔵庫に立てて入れ、早めに飲みきりましょう。4ワインを上手に保存するワインセーバー/㈱デンソーowワインエアロポアラー650円(702円 税込)ラベル(エチケット)はワインの履歴書ラベルには、どこで、いつ、どんなブドウを使い、誰がつくったのか、どの格付けなのかなどが記載されています。

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