ミサワオーナーズマガジン 2020秋冬号
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M-06 腸は脳に次ぐ多くの神経細胞が存在するため、「第二の脳」と呼ばれています。さらに、体内の免疫細胞の60%以上が腸に存在しているので、免疫力を高めるためにも腸内環境を整えることが大切です。腸内に棲む細菌は大きくは善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種に分けられます。数で最も多いのが日和見菌で、これが悪玉菌に加担してしまうと免疫力が落ちてしまいます。ふだんから食生活に気を配って善玉菌を元気にしておきたいものです。そのためにおすすめしたいのが乳酸菌。ヨーグルトやチーズなどの乳製品の他に、納豆、味噌、キムチといった発酵食品にも含まれています。善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖とあわせて摂るとより効果的です。発酵食品や食物繊維で腸の善玉菌を元気に!良好な腸内環境が体調を整える食事家で過ごす時間が多くなる分、家事を効率よくこなしたいもの。お手入れがしやすいガスコンロや、手洗いよりも清潔に食器が洗える食洗機などの最新設備で、家事を楽しく行いましょう。▶L-26、L-28p免疫細胞の6割以上は腸にあり!腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで、免疫細胞を活性化することができます。機能豊富な食洗機とガスコンロおすすめの設備腸活を促す食品腸内環境を整えるには、乳酸菌や酵母菌、麹菌などが含まれた発酵食品の摂取が有効。腸内の善玉菌を増やします。発酵食品たっぷり食物繊維は腸内細菌が生きるためのエネルギー。きのこ・海藻類・果物など食物繊維が豊富な食品を食べましょう。食物繊維たっぷりオリゴ糖も腸内細菌のエサになります。玉ねぎ、サトウキビ、ごぼう、ジャガイモ、トウモロコシ、大豆などを乳酸菌と一緒に摂りましょう。オリゴ糖たっぷり抗酸化作用の高いビタミンA・C・Eが豊富な緑黄色野菜に含まれる抗酸化物質は、老化や免疫力低下の原因となる活性酸素を除去します。ビタミンたっぷり食事のポイントたんぱく質を摂取することで免疫力もアップ。朝食からしっかりとたんぱく質を摂って、代謝を高めましょう。朝食で良質なたんぱく質を野菜→たんぱく質→炭水化物の順に食べることで、食後の血糖値が安定し、脂肪が代謝されやすいといわれていましたが、最近の報告では、お肉を最初に食べるほうが血糖値が上がりにくいとされています。ミート(肉)ファーストCheckCheck

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