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第2章 住まいのお手入れと管理の基礎知識

内装材

フローリング・緑甲板

・フローリングは水気を嫌います。水気がついたままにしておくと、ヒビ割れやふくれ等の原因になります。雨水や結露水が表面についたら、すぐに拭き取ってください。
・日頃は、乾拭きを行ってください。濡れ雑巾をひんぱんにかけると、ヒビ割れや変色が生じることがあります。
・汚れがひどい時は、住居用洗剤(弱アルカリ性)を薄めた液で拭き取ってから、乾拭きします。
・油類をこぼした時は、すぐに乾いた布やキッチンペーパー、新聞紙などで拭き取ってください。その後、油分が残らないように中性洗剤で拭き、水拭きした後、乾拭きで仕上げます。
・シンナーなどの溶剤、塩素系・酸性洗剤を使わないでください。色落ちの原因になります。
・ペットの排泄物を長時間放置すると、シミや変色の原因になりますので、すぐに拭き取ってください。

フローリングにワックスをかける時

・初めてワックスをかける前は、床用洗剤で汚れや油分を拭き取り、水拭き・乾拭きを行ってください。
・半年に1回程度(歩行頻度によっては2ヶ月に1回)、フローリングワックスをかけましょう。床が湿った状態でかけるとムラ等の原因になりますので、乾いた状態で行ってください。
・ワックスを塗る際は、フローリングにワックス液を直接たらすと、継ぎ目にワックス液が入り込み、表面のふくれや、音鳴りの原因になります。布に含ませてから塗りましょう。
・ワックスがけの後は、部屋の換気を十分に行いましょう。
・ワックスの種類をかえる場合は、床用洗剤でワックス分を除去してから使用してください。
・WPC処理製品は耐水性が高められていますが、水などをこぼしたらすぐに乾拭きしてください。
・コルクフローリングにはコルク用ワックスをかけてください。経年により若干褐色に変化します。
・MWフローリングには、ツヤ消しワックスをかけてください。

注意点

・直射日光に長く当たるとヒビ割れや変色、隙間が生じることがあります。カーテンなどで遮るようにしましょう。
・ホットカーペットを直接敷かないようにしましょう。ワックスのはがれ、面材の反りの原因になります。
・ファンヒーター等の温風を局所的にフローリングに当てないようにしてください。収縮が発生し、隙間の原因になります。
・室内が乾燥しすぎないようにご注意ください。隙間や表面のヒビ割れの原因になります。
・テーブルや椅子を引きずると表面を傷つけますのでご注意ください。キャスター付きの椅子や家具を移動する時にはマットを敷くようにしましょう。また、ゴム製の脚キャップを使用するとシミが付着することがあります。
※Cガードフロア等、種類によっては表面強度が高いものもあります。
・ピアノなどの重量物の脚部には、緩衝材や敷板を必ず敷いてください。移動の際には持ち上げるようにしてください。

 

ワックスの種類と用途

床用ワックス
フローリング床とクッションフロア用です。キズや汚れをガードし、滑り止め効果もあります。ただし、白木の床・水のかかる場所・屋外、油加工された床、油性ワックスを使用している床には使用できません。
床用ワックス&クリーナー
汚れ取りとワックスがけの1本2役。床全体に1度塗っておくと、汚れやキズ部分だけのお手入れにも効果的です。(部分的に塗り重ねても厚さを均一に保ちます)
固形ワックス
白木の床専用です。
油性の液体ワックス
ニスやラッカー、ウレタン塗料で仕上げた床用です。
水性液体ワックス
Pタイルやビニールタイル、クッションフロア用です。

注意点

・ワックスの取扱説明書を必ずご確認の上、ご使用ください。 ・住まいの洗剤や床ワックスなどには、化学物質を放散するものがあります。体質に合わない場合もありますので、ご注意ください。

カーペット

・ホコリや湿気はダニ発生の原因になります。カーペット専用パーツを使って掃除機をかけたり、カーペットローラーを使いましょう。
・全体が汚れてきたら、カーペットクリーナーか住居用洗剤を熱めのお湯で薄め、固く絞ったタオルなどで毛並みに沿って拭きます。


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