洗濯編 洗濯モノを「干す」ときの工夫で「しまう」が楽ちんに!

洗濯編 洗濯モノを「干す」ときの工夫で「しまう」が楽ちんに!

洗う・干す・しまうを近づける

家事のなかでも、労力と時間がかかる洗濯。洗った衣類を2階のベランダに干し、取り込んだら1階で分類して、2階にある家族のクローゼットに収納する......。上下階を何度も 往来するのは、大変な労力です。「洗濯の手間を短くしたいなら、洗う・干す・しまうの3つの移動距離をできるだけ短くするのがポイント。洗濯機のそばに突っ張り棒をつけて物干しスペースを設けたり、パジャマや下着は脱衣所に収納したり......」と語る本間さん。

干し方やしまい方にひと工夫するだけでも、手間を省くことができます。ここでは、その一例を紹介しましょう。

しまう場所別にハンガーに

ピンチハンガーに干すときは、しまう場所別に分類して干す。

ピンチハンガーに干すときは、しまう場所別に分類して干すのがポイント。「乾いたら、ハンガーごとしまう場所へ持っていけばいいので、収納が一気に済ませられます」

畳まない工夫を

畳まない工夫 ストッキングは「放り込む」 布巾も「放り込む」 衣類は「ハンバーのまま」

モノによっては必ずしも畳む必要はありません。シワにならないストキングや、シワが気にならない布巾は、放り込むだけでもOK。「探してみると、意外に畳まないで済むモノがありますよ」

Column

「実はやらなくていい家事」をやめてみませんか?

「家事はこうあるべきもの、という思い込みを持っていませんか?」と本間さんは問いかけます。 洗濯物は畳んでしまうのが常識と思われていますが、必ずしもそうではありません。衣類を畳まずにハンガーで収納すれば、折りジワがつかず、着たい洋服が探しやすいというメリットがあります。靴下は同じ色と柄で揃えておけば、畳まずにカゴに放り込んでおいても、どれでも対になるため、探す手間がかからなくなります。

「家事は、こうあるべきものという思い込みをやめて、本当に必要なのか、やらなくて済む方法はないかと考えてみてはいかがでしょう」と本間さん。

家事を楽にする暮らしづくりのために、自分なりのやり方を見つけてみてください。