セカンドライフコラム 第7回

オーナーさまにおうかがいしました 将来の住まいの不安と、その解決策は?

備えあれば憂いなし。そんなことわざがありますが、住まいについての将来的な不安も、解決策があることを知っておけば、安心して暮らしを楽しめるはずです。そこで今回は、ミサワホームのオーナーさまにおうかがいした「住まいについての不安と解決策」の回答をご紹介いたします。「我が家と同じ悩みだわ」「なるほど、こんな不安があるのね」など、きっとご参考になる回答があるはずです。

最も多かったのは「老朽化」に対する不安

今回のアンケートでは、「住まいについての不安」と、「その解決策」をセットにして、自由回答形式でお答えいただきました。
まずは「不安」について。特に多かったのは、「経年変化」や「老朽化」という回答でした。

住まいについての不安

住まいについての不安 表

この不安は、「住まいをいつまでも大切に使っていきたい」というお気持ちの表れと言えるでしょう。不安というよりも、むしろ「必要な心構え」というお気持ちで答えてくださった方も多かったのではないでしょうか。実際、「その解決策は?」という設問には、「こまめなメンテナンス」や「定期的な点検と早めの処置を行う」、「リフォーム」など、維持するための具体的なイメージをお持ちであることが分かる回答もたくさんありました。 もしも建物の現状に不安をお持ちでしたら、建物診断をしてみてはいかがでしょうか。人の健康診断と同じで、現状を把握すれば、思わぬ不具合が見つかっても早い段階で対策でき、対策内容も軽微で済む可能性が高まります。

高齢化した際の住み心地についての不安も

次に目立ったのは、「バリアフリー」、「階段や段差が気になる」、「屋内移動で転倒するなどの危険」、「身体が弱った時の、お風呂でのヒートショックや階段でのつまずき」など、高齢化した際の暮らしについての不安です。

解決策としてもっとも多かったのは「リフォーム」でしたが、他にも「1階リビングに寝室コーナーを作る」、「生活の中心を1階で出来るように工夫」など、暮らし方の工夫によって解決したいという回答もありました。

また「平屋に住みたい」という回答もあり、こちらも高齢化した際の暮らしに合わせて住み替えたいというご希望の表れかと思います。

様々な解決策がありますが、もっともうれしい解決策は、住まう人がいつまでも健康で元気な身体を維持することではないでしょうか。一見、建物と無関係に思えますが、そんなことはありません。たとえば国土交通省の調査では、居室間の温度差が少ない断熱性の高い住まいは、健康被害のリスクを軽減させると報告されています。こうしたことからも、断熱性を向上させるリフォームは、健康寿命を伸ばすことにも貢献すると言えるのです。

子どもの独立や「終活」をきっかけに

この他、印象に残る回答には、「家族減少による使い勝手の変化」や「自分が死去した後の住宅」、「出身地に移住したいが、現居住地も存続させたい」といったものもありました。解決策は「リフォーム」や「売却」、「出身地の土地を購入」などの回答でした。

「お金」のこともしっかり考えておきたい不安のひとつ

様々な不安の解決策としてあげられた「リフォーム」については、「資金の捻出」を不安に感じていらっしゃる方も少なくありませんでした。今回とは別に実施した「家族・生活について(不安なこと)」というアンケートでも、「老後の生活資金」や「将来的なローンの支払い」について不安を抱いている方が多いという結果が出ています。


以上のような様々な不安を解決するために、ミサワホームでは、メンテナンスや建物診断、リフォームはもちろん、建替えや住み替え、不動産売却、さらには住宅ローンといった資金など、住まいに関するあらゆるご相談を承っております。お客様一人ひとりのご要望に合わせて、最適なアドバイスをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。