セカンドライフコラム 第8回

オーナーさまにおうかがいしました 将来の住まいの不安と、その解決策は?

高齢化は、すべての人に平等に訪れる不安のひとつです。元気な今のうちから対策を考えておくという方がいらっしゃる一方で、漠然とした不安にとらわれ、具体的にどんな問題を心配すればいいのか思い浮かばないという声も少なくありません。
そこで今回は、ミサワホームのオーナーさまにおうかがいした「将来の介護について、不安と解決策」の回答をご紹介いたします。さまざまな回答の中には、ご自身の不安を解決するヒントとなるものもあるはずです。

「親の介護」は多くの方にとって切実な問題

介護について不安に思うこと」についてのアンケート結果からは、多くの方が「いずれは誰もが直面する問題」と捉え、真剣に悩まれていることが伝わってきました。

将来の介護について、不安に思うこと

両親だけでなく、「ご自身」の介護についての不安も 表

最も多かった不安は、「介護の負担」に関するものでした。「体が不自由になった両親を、本当に自分たちで介護できるのか」といった切実な声もありました。解決策として多かったのは、「介護しやすい住まいへのリフォーム(バリアフリー化)」や「介護施設の利用」などです。また、「他の親族との協力が必要」という声も多く、どのような体制で介護をするかを、兄弟などの親族同士で早めに話し合っておくという解決策もありました。

このほか、「こまめに両親と連絡を取る」、「様子を見に行く」といった回答もたくさん寄せられました。日頃から両親の健康状態を把握しておくことは、身体の不具合の早期発見にもつながります。また、高齢のご両親にとっては、子ども世帯とのコミュニケーションが、気持ちに張りを与え、安心感をもたらしてくれるはず。こうした日頃のちょっとした心配りは、ご両親の健やかな暮らしの一助にもなりそうですね。

両親だけでなく、「ご自身」の介護についての不安も

「いずれは自分自身も介護される側になる」。そんな不安に感じている方もたくさんいらっしゃいました。
自分の介護の不安に対する解決策として挙げられたのは、 介護を必要としない健康な体を維持すること。

適度な運動を心がけ、食事や睡眠にも気を配るなど、日ごろの生活を見直すというものです。中には、「新しい生き方を見つけて、精神的に病気にならないよう努力する」といった回答もありました。体の健康を維持するには心の健康も必要という考え方は、本当に大切なことかもしれませんね。

印象的だったのは、ご両親の介護について真剣に心配されている方が多い一方で、「自分たちは子どもに面倒をかけたくない」と考えている方が少なくないことでした。ここでも、「介護しやすい住まいのリフォーム」や「介護施設の利用」という解決策が多数を占めました。

また、少数ではありますが、子どもに負担をかけないよう「ピンピンころりを心がける」といった回答もありました。共感される方は多いかもしれませんね。そうした老後を迎えるためにも、健康寿命を伸ばすことはとても重要です。

解決するためには“お金”や“情報”も必要

ご両親、自分自身に関わらず、介護のための費用について不安を感じている方もたくさんいらっしゃいました。解決策として多かったのは、「貯蓄」、「介護保険の利用」という回答です。また、自宅を売却して費用に充てるといった声もありました。

加えて、「介護制度や介護施設などの情報を、どこで手に入れたらよいか分からない」、「費用がどのくらいかかるか分からない」など、情報の少なさを不安に感じているという方も。

ミサワホームグループでは、こうした様々な不安の解決を目指し、高齢期・介護期の住まいのご提供はもちろん、介護事業会社との連携のもと、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等の介護サービス事業を全国で展開しております。

また、高齢者の方にも暮らしやすく、介護がしやすくなる住まいへのリフォームや、補助金を活用した賢いリフォーム、さらには不動産の活用・売却・住み替えなど、住まいに関するあらゆるご相談を承っております。お客様一人ひとりのご要望に合わせて、最適なアドバイスをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。


コールセンター

介護施設入居に関するご相談はこちら

0120-727-330

※お電話の際に「介護に関する相談」とお申し付けください。