
企業不動産を活用した、社会貢献度の高い複合用途施設
土地所有企業の店舗移転に伴い、社有地を高度利用して複合用途施設を建設する事業スキームをご提案しました。1・2 階に商業施設(車両販売店)、上層階に医療施設と介護施設を誘致。地域・企業・利用者が恩恵を受けられる複合用途施設を実現しました。
土地所有企業の店舗移転に伴い、社有地を高度利用して複合用途施設を建設する事業スキームをご提案しました。1・2 階に商業施設(車両販売店)、上層階に医療施設と介護施設を誘致。地域・企業・利用者が恩恵を受けられる複合用途施設を実現しました。
企業所有地を借地する場合、現在は一般的に事業用定期借地が用いられますが、本施設では契約更新により長期利用可能な借地権を設定して活用しました。高耐久で長期利用可能な建物を建築・保有できるため、オペレーターは長期運営が可能となり、オーダーリースによる安定収益を得ることができます。普通借地権をいかしたこの複合用途施設建設スキームは、企業不動産を高度利用するための新たな活用ソリューションです。都市部での高齢者施設の供給と地域貢献という課題を、同時に解決することができます。
四方良しを提案
ミサワホーム
総合企画
土地所有企業は自社店舗の移転先について、所有不動産の有効活用法や建設資金面など多くの課題を抱えていました。そこで、「先ず、社有地を借地として貸出し、他社資本により建物を建築する。その上で地代と賃料を相殺するという条件で地主企業が再入居し、高齢者施設等を併設する」との提案をしたところ、地主企業から共感を得て採用されました。
四方良し①
土地所有企業
メリット
企業所有地を借地として活用することで、事業を継続しながら社会に貢献できる。
契約更新可能な借地で活用するため、借主は長期利用が可能な高耐久の建物を建設できる。
四方良し②
デベロッパー
メリット
都市部の高額な土地を購入せずに借地に施設を建設できるため、総事業費を抑えることができるうえに、
高耐久で長期利用が可能な資産価値の高い建物を所有できる。
四方良し③
介護事業者
メリット
投資回収に長期間を要する有料老人ホームやホスピスと、自社有地で事業を長期に継続したい地主企業との
目的が一致するため、同一建物内での複合化が可能となる。
四方良し④
地域住民
メリット
都市部に介護・医療施設が増えること、特に絶対数が少ないホスピスが併設されることで
遠方の施設に入居せずに済み、家族や友人がいつでも訪問でき、地域住民が永続居住できるまちとなる。