中古を買ってリフォーム5つのメリット
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リフォームのためのチェックポイント(戸建編)

リフォームしやすい工夫かチェック
それぞれに特色があり、どの工法が良いかは一概には言えませんが、柱と梁、筋交いで支える在来木造住宅は 間取りの変更が比較的しやすいと言えます。また、性能を向上させるリフォームも可能ですが、建物の状態や工法によって 費用が大きく異なります。
木造軸組工法
柱と筋交いで構成する構造軸で支える工法。
2×4工法
床・壁などの「面」を組み立て支える工法。
プレハブ工法
住宅メーカーそれぞれ独自の構造のため、間取り変更の制約がある。
耐震性能をチェック
中古物件で気を付けたいのは、耐震性能です。1981年に「新耐震設計法」が施行され、 筋交いや面材による耐力壁を設けることが義務づけられました。これ以前に建てられた約1000万戸の住宅は、 耐震性が不十分であると推計され(※1)、さらに1981年以降の住宅でも約6割に耐震性の問題があるとされています(※2)。 このことから「いつ建てられた住宅であるか」が耐震性を判断する一つの目安になります。

※1:「平成20年住宅・土地設計調査」(総務省)を基にした国土交通省住宅局推計より※2:木造住宅耐震補強事業者協同組合調べ

違法建築物ではないかをチェック
築年数の経っている中古戸建住宅は、詳しい図面が残っていないことが多く、十分な情報が得られない場合があります。 不動産会社に確認し、できるだけ情報を得るようにしましょう。また、万が一違法建築物であった場合は リフォーム工事ができないことがあります。又最近よく言われる、「既存不適格建築物」とは、当時の法律では適正であっても 現行の建築基準法では不適切であるということ。
耐久性・断熱性・気密性をチェック
床下の通気が確保されていない場合、土台や床材の腐朽やシロアリ被害につながります。 基礎の換気口の有無や位置、床下点検口から床下の湿り具合などを確認しましょう。 また、断熱性・気密性の高い住宅ほど冷暖房効率が上がり、冬暖かく、夏涼しく快適に過ごせるほか、省エネにもつながります。 結露が発生しない住まいであることも重要です。窓ガラス、外壁や床、天井の断熱仕様を確認しましょう。
メンテナンス履歴をチェック
壁や部屋の隅にカビや黒ずみがないか、水まわりや床下に水漏れ跡がないかなど見た目での点検のほか、 過去に水漏れやシロアリ被害などがなかったか修理の履歴を確認し、見えない劣化状況も把握しておきましょう。 外壁に亀裂が入っているなど、築年数のわりに劣化が進んでいる場合は、注意が必要です。 また、住んでいない期間が長い場合も同様です。
防火耐性をチェック
戸建住宅では、防犯にも注意したいところです。高い塀や植栽に囲まれた死角のある家は、狙われやすくなります。 また、夜間明るいイメージがある場所は狙われにくくなるので、周辺の玄関先に灯りがあるなど、 防犯意識の高さなどもチェックポイントといえるでしょう。
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