中古物件で気を付けたいのは、耐震性能です。1981年に「新耐震設計法」が施行され、
筋交いや面材による耐力壁を設けることが義務づけられました。これ以前に建てられた約1000万戸の住宅は、
耐震性が不十分であると推計され(※1)、さらに1981年以降の住宅でも約6割に耐震性の問題があるとされています(※2)。
このことから「いつ建てられた住宅であるか」が耐震性を判断する一つの目安になります。
※1:「平成20年住宅・土地設計調査」(総務省)を基にした国土交通省住宅局推計より※2:木造住宅耐震補強事業者協同組合調べ