ホームシアターのある家|住宅のミサワホーム|ハウスメーカー

  • ホーム
  • お近くのMISAWA
  • カタログ請求
  • お問い合わせ

自宅で映画をもっと楽しむ

ホームシアターのある家

  • 映画の中の家

映画の中の家トップへ

食べて、祈って、恋をして

© 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

食べて、祈って、恋をして

あらすじ

原作はNY 在住のライター、エリザベス・ギルバートが自身の実体験をもとに書いた世界的ベストセラー。ジュリア・ロバーツが彼女ならではの正直でオープンな魅力で、迷える30代女性を好演している。共演者も『127時間』のジェームズ・フランコや味わい深いリチャード・ジェンキンス、そして『ビューティフル』のハビエル・バルデムなど雰囲気漂う演技派が揃う。

『食べて、祈って、恋をして』
監督:ライアン・マーフィー
出演:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコほか

『食べて、祈って、恋をして』
スペシャル・エディション(ブルーレイ) ¥2,500(税込)
ダブル・フィーチャーズ・エディション(DVD)
¥1,480(税込)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

DVD

太陽と暮らす家

旅先でふと「もしもこの土地で育っていたら、今頃どんな人生を送っていたのだろう」と想像してみたことはないだろうか。身を置く環境は、そのひとの人生に大きく作用する。ジュリア・ロバーツが主演して話題になった映画『食べて、祈って、恋をして』は、色々な土地での生活が疑似体験できるという点でも、興味深い映画だ。
主人公は、傍から見れば何不自由ない結婚生活を送っていたリズ。けれど何かが満たされない。夫を愛しながらも離婚を決意した35歳・ニューヨーク在住のライターが、かつては感じることのできた新鮮な驚きや喜びを求め、これまでの自分を見つめなおす旅に出る。
まず最初の目的地はイタリア。体重を気にせず「食」を堪能する4カ月。束の間の彼女の住まいとなる石造りの家も趣がある。歴史を刻む美しい家に住み、本能的に人生を楽しむ陽気な人たちに囲まれて、リズの行き詰まっていた心は次第に解放されていく。

イタリアを後にした彼女が向かった先はインド。アシュラム(修行道場)に住み込み、ヨガと瞑想に耽る。心のわだかまりと向き合う彼女に、やがて変化が訪れる。

そんな彼女が旅の最後に訪れたのがインドネシア・バリ島。この地で登場する、自然と共存する家々が素晴らしい。内と外の境界も曖昧に、太陽の光や爽やかな風と共に暮らす家。誰もが人間らしさを取り戻せそうな、そんな環境で、リズは新たな恋に出会う。

いつの間にか見失っていた、心からの喜び。何かに縛られていた自分を解き放つ1年間の旅。肩の力が抜け、気負いのない本来の状態を取り戻した時、彼女の人生が再び動き出す。そんな旅をずっと見守っていたのが、リズが各地で暮らした家。風土に合ったその土地らしい住み方は、そこに住まう人の心も自由にしてくれるようだ。

文◎多賀谷浩子(映画ライター)

copyright(C)MISAWA HOMES CO.,LTD. All Rights Reserved.
住まいの映画ベスト50!アンケート結果