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毎日かあさん

©2011映画「毎日かあさん」製作委員会

毎日かあさん

あらすじ

うわべだけのキレイごとではない、本音の作風が広く支持されている漫画家・西原理恵子のベストセラーシリーズの映画化。監督に『かぞくのひけつ』で注目された若手・小林聖太郎。主演の小泉今日子、永瀬正敏を支えるキャストも正司照枝をはじめ、古田新太、田畑智子、大森南朋ら、実力派揃いでセンスが光る。何事も自然体で大きく笑って受け止めるかあさんが眩しい家族賛歌。

『毎日かあさん』
監督:小林聖太郎
出演:小泉今日子、永瀬正敏ほか

『毎日かあさん』
豪華愛蔵版DVD 2枚組 ¥3,990(税込)
発売元・販売元:キングレコード

DVD

おかあさんの家

映画『毎日かあさん』の舞台は、私たちにもなじみのある、ごく普通の広くてモダンな今の家だ。

そんな普通の家に住むのは、ちょっと普通ではない家族。漫画家のお母さんが一家を支え、お父さんはアルコール依存症。お母さんは毎日お家にいるけれど、お父さんはフラフラしていて時々お家に帰ってくる。

そう聞くと、シリアスな雰囲気を想像してもおかしくないが、この映画のお母さんはドカンと大きい。お父さんがいかにダラシナイことをしようとも、それを笑いに変えてしまう。その受け止め方がスゴイ。

このお母さん、お酒を飲まないと眠れない性質で、なんとベッドで飲みながら、子どもたちに絵本の読み聞かせをする。トンデモナイと怒る人もいるかもしれないけれど、無理をしない彼女の姿勢が、なんだかいい。カッコ悪いところも、そのまま子どもたちに見せて、その中で幼い兄のブンジは妹フミを守ることを覚え、いつの間にか「兄弟」になっていく。困ったパパの凸凹家族だった一家4人が、だんだんと少しずつ「家族」のかたちになっていく。

原作は西原理恵子の自伝的人気コミック。西原役を小泉今日子が演じ、かつての夫、永瀬正敏が夫役を演じたことでも話題になった。そんな二人の子どもたちが、いたってナチュラル。やりたい放題のブンジとフミに、感傷に浸る間もないぐらい振り回されるお母さんの日常を見て「わかる」と思う女性も多いだろう。次々にやらかしてくれるブンジのエピソードには笑いが絶えない。そして時々たまらなくホロリとさせられる。

どんなことも受け止めて、あたたかな家族に還元してしまうお母さん。これはきっと毎日かあさんをしている世界中の女性たちへのちょっと凸凹な賛歌なのだ。

文◎多賀谷浩子(映画ライター)

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