お手伝い年齢別調査

お手伝いには4つの発達段階があります。

子どもは1~2歳で簡単なお手伝いから覚え始め、7~8歳では大部分のお手伝いができるようになります。好奇心旺盛な3歳は、色々なお手伝いに挑戦させるのに最も適してる時期と言えます。遊びの一環として楽しみながら、色々なお手伝いにチャレンジさせてあげると良いでしょう。

年齢4つの発達段階やり始めるお手伝い(代表的なもの)
1〜2歳お手伝い開始期安全・安心で簡単なお手伝いから覚え始める簡単な調理、お箸並べ、おもちゃの収納
3〜4歳お手伝いチャレンジ期遊びの一環として楽しみながらお手伝いが増え始める食器洗い、洗濯物たたみ、拭き掃除
5〜6歳お手伝い発達期火や家電等の高度な道具を使い始める火を使う調理、掃除機掛け、お風呂掃除
7〜8歳家事分担移行期家族の一員として家事分担の役割を持ち始めるごはん炊き、食器拭き、ひとりでおつかい

出典: キッズデザイン製品開発支援事業 (経済産業省) による子育て住宅調査より

お手伝いをさせる為には、親の忍耐力も必要です

お手伝い年齢別調査から、積極的にお手伝いをさせる親がいる反面、あえてお手伝いをさせていない親もいることがわかりました。

「お手伝いをさせない理由」ランキング
1位 親がやった方が早い(食器洗い、食器拭き、食器収納)
2位 子どもが上手にできない(食器洗い、上履き洗い、掃き掃除)
3位 教えるのが面倒(野菜洗い、野菜の下ごしらえ、カーテンの開け閉め)

出典: キッズデザイン製品開発支援事業 (経済産業省) による子育て住宅調査より

お手伝いが子どもの成長に役立つことはわかっていても、忙しい親が子どもに寄り添って家事を教えるのは大変です。お手伝いをさせる為には、親の方にもある程度の忍耐力が必要であると言えるでしょう。そこで、次のコーナーでは、親にとっても子どもにとってもお手伝いしやすい住まいの工夫について、紹介いたします。

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  • 子どもの能力発達に役立つお手伝い
  • お手伝い年齢別調査
  • お手伝いしやすい住まいづくり

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