建築実例

新潟県 Tさま邸
[新潟県 Tさま邸]
南側に設けた露地庭。ゲストを導く飛び石を配し、茶室へ向かう前に手水で手を清める蹲踞を設置しました。2階には、千利休の茶室「待庵(国宝)」を再現。「利休の世界観を感じたい」という思いから、本物の「待庵」に可能な限り近づけるために、畳の寸法や障子の位置、サイズなどを忠実に再現することにこだわりました。現代の素材を工夫してエイジング加工するなど、こだわりがいっぱいの茶室空間です。
![]() ゲストを玄関まで導くアプローチ。雑木林風のしぜんな植栽に。 |
![]() 茶事を行う際に待ち合い用として利用する腰掛けを設置。 |
![]() やわらかい光で塗り壁と杉板天井の美しい素材感を演出するため、玄関ホールに間接照明を採用。 |
![]() 香炉を置いたり、季節の室礼でおもてなしできる、ニッチを採用。 |
![]() 南側の露地庭を楽しめる大開口のリビング。天井材には杉、床材にはヒノキの天然木、壁材には珪藻土を採用。 |
![]() キッチンは壁付けタイプ。すぐ後ろにダイニングテーブルを造作。 |
![]() 2畳という極小空間を実現。歳月を経て、味わい深くなる加工で施工。 |
![]() 茶室の隣に設けられた準備室。茶事の準備を知らせる銅鑼を吊るしたり、茶器を並べる棚を設置。 |
![]() 2階茶室へと導く廊下には、間接照明や楓の古木を配置するなど、外の雰囲気を演出。 |
![]() 塀を設けることで格式をもたせた聚楽調の外観。 |