先進技術と豊富なノウハウから生まれたミサワホームのいちばん新しい工法「MJ Wood」
ミサワホームは創立以来、新しい発想と新しい技術で、どこにもない住まいづくりに挑戦してきました。
木質系住宅では、高耐力の木質パネルと面接合して強固なモノコック構造をつくる「木質パネル接着工法」を独自に開発。
斬新にして高性能&高品質住宅を実現できたのは、高度な工業化技術があったからでした。
ミサワホームのいちばん新しい工法「MJ Wood」には、この先進技術と豊富な経験がいかされています。
- 工法:木質バネル接着工法
- 耐力壁である木質バネル同士を高分子接着剤とスクリュー釘で面接合して構成する 「壁式構造」。
- 構造:モノコック構造
- 建物は、床面・壁面・屋根面からなる6面体を形成します。地震などの外力を一点に集中させず、建物の“面”全体に分散してバランスよく受け止めることで、高耐震を発揮できます。
- 工業化技術
- 部材や部品を工場で生産し、現場で効率よく組み立てます。このため、天候や作業者の技量に住宅の品質が左右されません。断熱材も、エ場でのバネル生産の工程ですき間なく充填※1されます。
- その他
- 南極昭和基地の建物の多くは、ミサワホームの木質バネルを採用。ミサワホームがお手伝いした南極昭和基地の建物は、延べ約5,900㎡(1,784坪)・36棟※2にもなります。
- ※1 使用部位や種類により、断熱材を充填していない木質バネルもあります。
- ※2 平成27年現在
- 工法:ユニット工法
- 鉄骨フレームのボックスをいくつも接合してひとつの住まいをつくる工法。
- 構造:鉄骨ラーメン構造
- 個々のユニットの構造は、鉄骨の柱と梁を剛接合した鉄骨ラ一メン構造。地震などの外力を一点に集中させず、建物全体で吸収する理想的な耐震構造で、超高層ビルにも採用されています。
- 工業化技術
- あらかじめユニットを工場で生産し、現場で組み立てる高品質・高精度・短工期の「高度工業化住宅」。建てた後もトレーサビリティを可能にするため、住宅管理ナンバーが刻まれます。
- その他
- 国内に豊富にある硅石と石灰石を主原料とした高性能な多機能素材「ニューセラミック外壁」を独自に開発。その高断熱性能によって、世界初のゼロ・エネルギー住宅®を実現しました。
- 工法:木造軸組工法
- 高品質の構造用集成材を、強度の高いMJメタルジョイントで接合した軸組で構造を支える工法
- 構造:強固な耐力壁一体構造
- 構造用面材で強化した耐力壁を用いて、床・外壁・屋根部を“面”で構成した、外力が接合部に集中しない一体構造。接合部に荷重が集中しやすい一般的な木造軸組工法の弱点を克服。
- 工業化技術
- 構造用集成材は、厳格な生産管理のもとでつくられる工業製品で、JAS規格に適合、柱と梁のプレカットや金具のプレセットを工場で実施するため、現場作業も高精度でスピーディ。
- その他
- 1mm単位のフリーモジュール設計で、自由度の高いデザインやプランです。
古来より受け継がれ、いまもなお、最も多くの方に選ばれている木造軸組工法の住まい。
その性能と品質を向上させることは、そのまま、より多くのご家族のしあわせにつながります。
ミサワホームは、先進技術と豊富なノウハウに裏付けられた独自の「強さ」「デザイン」「安心」を
木造軸組工法にプラス。耐震木造住宅「MJ Wood」を開発しました。
3つのこだわりをプラスした住まい
木材の強さにこだわるからすべての柱や梁に「構造用集成材」を使用※1
「構造用集成材」は、一本一本の強度・品質がハイレベルで安定しています。
木材のグレードがあるのをご存知ですか。「MJ Wood」では、複数のひき板を積層接着した「構造用集成材」を採用。厳格な管理のもと工場生産されるため、無垢材と比べて割れや反り、カビの発生の可能性がなくなり、強度も増加。高性能・高品質の構造材です。
「MJ Wood」の柱や梁は、
すべてJAS規格の構造用集成材です。
構造用集成材のなかでも「MJ Wood」は、品質判断の基準となるJAS規格に適合した集成材のみを使用。外面からではわからない性能検査にも合格し、確かな強さを実現しています。
接合の強さにこだわるから
すべての柱や梁に「MJメタルジョイント」を使用
「MJメタルジョイント」の接合部強度は、一般的な木造軸組工法の約1.7倍です。
木材選びと同様に、接合方法も重要です。一般的な木造軸組工法は、接合部分に大きな断面欠損が発生し、強度が弱くなる懸念がありました。「MJ Wood」では、すべての柱や梁に接合金物とドリフトピンで高精度に緊結する「MJメタルジョイント」を採用。わずかな断面欠損で接合できるため、接合部の強度比較では、一般の軸組工法の約1.7倍という高い強度を計測しました。
公的機関の認定を取得しています。
「MJメタルジョイント」は、公的機関の(公財)日本住宅・木材技術センターの性能認定(Sマーク)を取得 。この強度を長く維持するために接合金物に防錆処理を施して、すぐれた耐久性を発揮しています。
壁の強さにこだわるから「構造用面材付の耐久壁」を使用
「MJ Wood」は「構造用面材」を使用して、耐力壁を強化します。
住まいの強さを知るもうひとつの目安に、耐力壁の強度があります。強度は壁倍率で表され、高ければ高いほどすぐれていることを示します。「MJ Wood」は、構造用面材を用いて壁を一体化するため、ダブル筋かい+構造用面材で、壁倍率を最大6.5倍相当とすることも可能。必要な耐力壁を最適なバランスで配置し、強くて快適な住まいをつくります。
「MJ Wood」は、耐力壁をバランスよく配置。外壁、床、屋根部に強固な面を構成します。
「MJ Wood」は、構造用面材を用いた耐力壁で建物の外周部を“面”とする一体構造。そのため、地震などの外力が接合部に集中せず、建物全体にバランスよく分散されます。また、1階・2階の床材には24mm厚の構造用合板の剛床を採用。地震時の建物の歪みによる変形も抑えます。
デザインにこだわるからグッドデザイン賞受賞のエッセンス
「MJ Wood」は、グッドデザイン賞受賞のノウハウをすべての住まいにいかしています。
デザインのすぐれた住まいは、生活や人生をより豊かにしてくれます。
デザインの良し悪しを判断するひとつの目安となるのが、グッドデザイン賞です。ミサワホームは「MJ Wood」の3つの住まいを含め、四半世紀以上も連続で受賞。美しさ、使いやすさ、機能、品質、コストなどがトータルにすぐれていると認められました。
また、1996年にはGENIUS「蔵のある家」が住宅業界初のグランプリを受賞。
こうしたすぐれたデザインのノウハウと「MJ Wood」独自のフリーモデュール設計により、どんなご要望にも期待以上のファサードやインテリアでお応えすることができます。
安心と資産価値にこだわるから構造体初期保証35年&充実のアフターサポート
信頼に応える
「構造体初期保証35年」
「MJ Wood」は末永く安心して住み継いでいただけるように、保証制度も充実をはかってきました。構造体35年、防水30年、白蟻10年という長期にわたる「初期保証」を実現。その後も耐久性診断・耐久工事の実施を条件に建物が存在する限り保証を延長できる「保証延長」、仮に保証延長せずに満了しても、必要な時に改めて耐久性診断・耐久工事を実施すれば「再保証」として保証を復活することができます。また、「設備サポートプラン」にご加入いただくことで、キッチンやエアコンなどの設備も2年間の保証と8年間のサポートを受けることが可能です。
高耐久の住まいだからこそ
「60年間のメンテナンスプログラム」
将来必要な補修計画とメンテナンス費用が把握できる、60年間にわたるメンテナンスプログラムをご用意。さらに、住宅履歴情報システム「MECIA(メサイア)」で建物の構造やメンテナンス時期も一元管理しているため、将来まで安心して暮らせます。「365日・24時間受付体制」のお客様センターやメンテナンスのプロによる「定期巡回・点検サービス」などアフターサービスも充実しています。