セカンドライフコラム 第11回

オーナーさまにおうかがいしました 二世帯同居を考えたきっかけは? 快適な二世帯同居のポイントは?

家事や育児のサポート、孫と触れ合える暮らしなど、二世帯同居は子世帯にも親世帯にもメリットのある暮らし方。そんな二世帯同居について、「考えたことは?」「そのきっかけは?」というアンケートを、ミサワホームのオーナーさまに実施いたしました。加えて、二世帯同居を快適にするためのポイントについてもおうかがいしました。数多くの回答は、二世帯同居をこれから検討する方はもちろん、実際に二世帯同居中の方にとっても、ご参考になるはずです。

きっかけの第一位は「親の高齢化」

今回のアンケートでは、約25%の方が、「二世代同居を考えたことがある」と回答してくださいました。子世帯側からのきっかけとして最も多かったのは、「親の高齢化」。介護が必要になったことや、配偶者が亡くなって一人になった親を心配してなどの理由が多数を占めました。親世帯側から次いで多かったのは、子世帯の「結婚や出産」です。

この回答の中には、「育児の手助けが必要となったから」といったものも含まれており、忙しい共働き世帯にとって、育児や家事をサポートしてもらえる二世帯同居は、とても心強い暮らし方になったことでしょう。

また、「子どもの成長に祖父母がいることでコミュニケーションがはかどると思った」、「子ども世帯と同じ建物で暮らすことが、健康長寿に繋がると考えた」など、日々の暮らしをより豊かに、さらに健やかにすることを期待して考え始めたという方もいらっしゃいました。

二世代同居が“自然のなりゆきだった”という回答も

もうひとつ多かったきっかけは、「建替え」でした。具体的にどんな点に惹かれたのかは分かりませんが、「親が二世帯だったから、自分も二世帯はありだと思っていました」、「過去も、世代が代わっても二世帯の状況にあり、一番良いスタイルだと考えます」といった回答もあったことから、ご自身あるいは親世帯の経験を通して「いずれは二世帯同居を」という考えをごく自然なものとして捉えていた方もいらっしゃったようです。

一方、「二世帯同居を考えたことがない」という回答の中には、「一緒に住まないほうが、関係性が壊れない」、「同居すると、誰かが我慢したり、不快な気分になったりすることがある」など、明確な否定意見も。そこで今回は、「快適な二世帯同居をするための大切なポイントは、どんなことだと思いますか」というアンケート結果も、合わせてご紹介いたします。

大切なのはお互いのプライバシーを尊重すること

多かったのは「お互いのプライバシーを尊重する」といった内容の回答でした。具体的には、「生活圏を分ける。玄関も2つ。お風呂も2つ」、「それぞれの家族や個人の空間を持っていること」、「生活動線ができるだけ重ならないようにする」、「お互いに干渉しすぎることのない、ゆとりのある居住スペース」など、間取りなどの工夫によって解決しようという回答などがありました。

また、「世帯間の感覚のズレを尊重する」、「生活習慣の違いを過度に気にしないようにする」、「怒らない。ケンカしない。おおらかに」、「お互いのプライバシーを守り、思いやりの心をもって生活する」など、気持ちのありかたで良い関係を維持しようとお考えの方もたくさんいらっしゃいました。

お互いを思いやる気持ちの大切さ。それは二世帯同居にかかわらず、つねに大事にしたいことのひとつです。ひょっとしたら、小さな子どもたちにとっての二世帯同居の暮らしは、そんな大切な想いを育む場所になってくれるかもしれませんね。


ミサワホームでは、家族ごとの価値観や暮らし方に合わせて、「別々同居タイプ」や「ほどほど同居タイプ」、「完全同居タイプ」など、様々なスタイルの二世帯同居をご提案しています。

住まいを二世帯用に建替えたい、今の二世帯住宅を、
もっと程よい距離感が保てるようにリフォームしたい
など、二世代同居に関する住まいのあらゆるご相談を
承っております。どうぞお気軽にご相談ください。