今なお日本を代表する作家として不動の人気を誇る
「夏目 漱石」インテリアカレンダー
漱石は小説を書くだけでなく、俳句を読み、絵を描き、英文字の教授であり、落語が大好きで、江戸気質の大いに残ったスケールの大きい人物です。多くの手紙、日記、絵などからその人間模様、交友関係、家に対する思いなども紹介していきます。現在、明治村に漱石が住んだことのある、『吾輩は猫である』を報筆された家も保存されています。この家は漱石が住む前、森鴎外も住んでいたことが明らかになっています。昨年、江戸東京博物館を始め、日本各地で夏目漱石展が開催され、好評を博したことは皆様ご存知の通りです。
1月 | 吾輩は猫である | 夏目漱石直筆・小宮豊隆氏宛はがきに、日蔭町にあった看板をスケッチ。 小宮豊隆氏宛の書簡冒頭。大阪滑稽新聞に掲載された夏目漱石肖像を漱石が模写。 |
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2月 | 菫程な小さき人に生きたし | 正岡子規が評点した漱石の句稿より |
3月 | ディクソン先生の似顔絵 | 大学時代教科書の見返りに漱石が描いた英語教師の顔 |
4月 | 坊っちゃん | 原稿用紙に漱石が記した小説タイトル「坊っちゃん」 |
5月 | 美学の起源 | 大学受講ノートより |
6月 | 渡航日記 | 英国渡航日記より |
7月 | 鉛筆スケッチ家並み | 大学時代の受講ノートより |
8月 | えいこさんおげんきですか | 夏休み鎌倉で過ごす三女宛 |
9月 | 漱石の原稿用紙 | 装丁家橋口5葉が漱石に頼まれ制作 |
10月 | はつかり | 漱石6才の書 |
11月 | 身体検査 | 大学時代身体検査の記録 |
12月 | 柊を幸多かれと | ロンドンから正岡子規に宛てた手紙 |