2009
夏目 漱石

今なお日本を代表する作家として不動の人気を誇る
「夏目 漱石」インテリアカレンダー

漱石は小説を書くだけでなく、俳句を読み、絵を描き、英文字の教授であり、落語が大好きで、江戸気質の大いに残ったスケールの大きい人物です。多くの手紙、日記、絵などからその人間模様、交友関係、家に対する思いなども紹介していきます。現在、明治村に漱石が住んだことのある、『吾輩は猫である』を報筆された家も保存されています。この家は漱石が住む前、森鴎外も住んでいたことが明らかになっています。昨年、江戸東京博物館を始め、日本各地で夏目漱石展が開催され、好評を博したことは皆様ご存知の通りです。

1月 吾輩は猫である 夏目漱石直筆・小宮豊隆氏宛はがきに、日蔭町にあった看板をスケッチ。
小宮豊隆氏宛の書簡冒頭。大阪滑稽新聞に掲載された夏目漱石肖像を漱石が模写。
2月 菫程な小さき人に生きたし 正岡子規が評点した漱石の句稿より
3月 ディクソン先生の似顔絵 大学時代教科書の見返りに漱石が描いた英語教師の顔
4月 坊っちゃん 原稿用紙に漱石が記した小説タイトル「坊っちゃん」
5月 美学の起源  大学受講ノートより
6月 渡航日記 英国渡航日記より
7月 鉛筆スケッチ家並み 大学時代の受講ノートより
8月 えいこさんおげんきですか 夏休み鎌倉で過ごす三女宛
9月 漱石の原稿用紙 装丁家橋口5葉が漱石に頼まれ制作
10月 はつかり 漱石6才の書
11月 身体検査 大学時代身体検査の記録
12月 柊を幸多かれと ロンドンから正岡子規に宛てた手紙