不動産売却の期間はどれくらい?売れるまでの平均と早く売る5つのコツ
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「家を売ろうと決めたけれど、実際に売れるまでどれくらいかかるの?」——売却の相場(いくらで売れるか)の次に多くの方が気にするのが、この「時間」の問題です。住み替えや資金の予定があると、売却にかかる期間は特に気になります。
結論からお伝えすると、不動産の売却は売り出しから引き渡しまで、おおむね3〜6か月が目安です。ただし、価格設定・立地・時期・物件の状態によって前後します。本記事で、その見通しを一つずつ整理していきます。
この記事の結論(先に要点)
不動産の売却期間は平均3〜6か月。もっとも時間がかかるのは買い手を探す販売活動です。長引く最大の原因は「相場より高すぎる価格設定」。早く売るには、適正な価格・売れやすい時期・良い会社選びがカギになります。家を売る流れの全体像は「家を売るには?初めての不動産売却 完全ガイド」もあわせてご覧ください。
この記事でわかること(目次)
1. 不動産の売却期間は平均3〜6か月
不動産の売却にかかる期間は、売り出しから引き渡しまでおおむね3〜6か月が一般的な目安です。このうち、実際に買い手を探す「販売活動」の期間がもっとも幅を持ちます。
物件の種類によっても傾向が異なります。一般に、マンションは戸建てや土地よりも買い手が見つかりやすく、比較的短めに進む傾向があります。間取りや価格帯が比較しやすく、購入を検討する層が多いためです。一方、戸建てや土地は個別性が強く、買い手探しにやや時間がかかることがあります。なお、不動産流通機構(レインズ)などが公表する成約までの日数のデータでも、実際の販売活動はおおむね数か月が一つの水準とされています。
「販売活動」の長さが期間を大きく左右する
査定・契約・引き渡しといった手続きの期間は、ある程度読めます。期間が大きくブレるのは、買い手が見つかるまでの販売活動です。ここが短ければ2〜3か月で売れることもあれば、条件次第で半年を超えることもあります。だからこそ、販売活動を短くする工夫(後述)が大切です。
2. 売却の流れとステップ別の期間の内訳
「3〜6か月」の内訳を、ステップごとに見てみましょう。どこにどれくらい時間がかかるかを知っておくと、スケジュールを立てやすくなります。
| ステップ | 内容 | 目安の期間 |
|---|---|---|
| ① 査定・会社選び | 相場を調べ、査定を受けて依頼先を決める | 数日〜2週間 |
| ② 媒介契約 | 売却を依頼する契約を結び、売り出し価格を決める | 数日 |
| ③ 販売活動 | 広告を出し、内覧に対応して買い手を探す | 1〜3か月(長引くことも) |
| ④ 売買契約 | 買い手と条件を交渉し、売買契約を結ぶ | 1〜3週間 |
| ⑤ 決済・引き渡し | 残代金を受け取り、物件を引き渡す | 契約から1〜2か月 |
このように、手続き自体(①②④⑤)は合計しても2か月前後で進むことが多く、期間の差を生むのは③の販売活動です。ここが1か月で終わるか、半年かかるかで、全体の期間は大きく変わります。相場の調べ方や査定の受け方は「不動産の売却相場・査定の調べ方」でくわしく解説しています。
3. 売却期間が長引く4つの原因
「なかなか売れない」には、たいてい理由があります。代表的な4つを知っておくと、予防や対策がしやすくなります。
3-1. 相場より高すぎる価格で売り出している
もっとも多い原因が、相場からかけ離れた高い価格設定です。買い手は複数の物件を比較して検討するため、相場より高いとそもそも候補から外れ、内覧にすらつながりにくくなります。「高く売りたい」という気持ちはもっともですが、相場を大きく超える価格は、結果的に売却を長引かせる原因になりがちです。
3-2. 物件の魅力が伝わっていない
広告の写真が暗い・少ない、情報が不足していると、買い手の目に留まりにくくなります。ネットで物件を探す人が多いいま、掲載情報の質は内覧数に直結します。室内が散らかっていて内覧時の印象が悪い、というのも成約を遠ざける一因です。
3-3. 販売活動が受け身の会社に依頼している
不動産会社によって、販売活動の熱心さには差があります。広告をあまり出さない、内覧の調整に消極的といった受け身の会社に依頼すると、買い手との出会いが減り、期間が延びやすくなります。
3-4. 売り出す時期が需要の少ない時期に重なった
不動産にも売れやすい時期・売れにくい時期があります。引っ越しシーズン(2〜3月ごろ)は買い手が増える一方、真夏や年末年始などは動きが鈍りやすい傾向があります。需要の少ない時期に売り出すと、そのぶん時間がかかることがあります。
「囲い込み」という長期化リスクも
まれに、依頼した会社が自社で買い手を見つけて両方から手数料を得ようと、他社からの購入希望を意図的に断る「囲い込み」という行為が問題になることがあります。囲い込みが起きると、本来出会えたはずの買い手にたどり着けず、売却が長引く原因になります。販売状況(問い合わせ数・内覧数)をきちんと報告してくれる会社かどうかが、見極めのポイントです。
4. 早く売るための5つのコツ
売却期間は、いくつかの工夫で短くできる可能性があります。とくに効果が大きい5つを紹介します。
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コツ① 相場に合った適正な価格で売り出す
もっとも大切なのが価格設定です。相場に合った価格なら、買い手の比較検討の土俵に乗り、内覧・成約につながりやすくなります。まずは自分でも相場を調べ、査定額の根拠を確認しましょう。売り出したあとも、反応(問い合わせ・内覧の数)を見ながら、数週間ごとに価格を見直す心づもりでいると、機会を逃しにくくなります。
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コツ② 買い手が増える時期に合わせる
急がないなら、買い手が増える引っ越しシーズン(2〜3月ごろ)に売り出しのピークを合わせるのも有効です。逆算して、その少し前から準備を始めると、良いタイミングで市場に出せます。
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コツ③ 写真・情報を充実させ、内覧の印象を整える
明るく魅力が伝わる写真、十分な情報は、内覧数を増やす近道です。内覧当日は、とくに水回りの清潔感と部屋の採光(明るさ)で印象が大きく変わります。内覧前には掃除・整理をして、買い手が「住みたい」と感じられる状態に整えておきましょう。
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コツ④ 販売活動に積極的な会社を選ぶ
広告の出し方や販売戦略、報告の丁寧さは会社によって差があります。販売活動に積極的で、状況をきちんと共有してくれる会社を選ぶことが、期間短縮に直結します。
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コツ⑤ 急ぐなら「買取」も検討する
「いつまでに現金化したい」という事情があるなら、不動産会社に直接買い取ってもらう買取も選択肢です。買い手を探す販売活動が不要なため、売却の時期を読みやすくなります。ただし、買取価格は仲介で売る場合より低くなる傾向があります。
5. 3か月経っても売れないときの対処法
売却を不動産会社に依頼する契約を「媒介契約」といい、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類があります。このうち専任媒介・専属専任媒介では、契約期間の上限が3か月と定められています(一般媒介には法律上の期間の定めはありません)。多くの方が結ぶ専任系では、この3か月が一つの見直しの節目になります。問い合わせや内覧などの反応が薄いときは、この節目で次の順に見直してみましょう。
5-1. まず「価格」が相場に合っているかを見直す
問い合わせや内覧が少ない場合、最初に疑うべきは価格です。相場や似た物件の状況と照らし合わせ、価格が高すぎないかを確認します。値下げを検討するときは、あらかじめ「いくらまでなら下げられるか」の下限を決めておくと、交渉で焦らずに済みます。なお、ごく小刻みな値下げを何度も繰り返すと「売れ残り感」が出てしまうことがあるため、下げるときはある程度まとまった幅で見直すほうが、買い手の反応につながりやすいとされています。
5-2. 広告・販売活動が十分かを確認する
写真や情報が魅力的か、広告が十分に露出されているかを確認します。販売状況の報告が乏しい場合は、担当者に活動内容を具体的に聞いてみましょう。前章で触れた囲い込みが起きていないかも、あわせて確認したいポイントです。
5-3. 会社の変更や「買取」への切り替えを検討する
価格も活動内容も見直したうえで改善が見込めない場合は、不動産会社の変更も選択肢です。媒介契約の期間満了に合わせて、他社に切り替えることができます。また、「これ以上待てない」「時期を確実に決めたい」というときは、買取への切り替えも有効です。仲介と買取の違いは「不動産買取が安い理由とは?」でくわしく解説しています。
「待つ」か「確実に売る」かで方法が変わる
時間に余裕があるなら、次の繁忙期を待って売り直すのも一つです。逆に、時期を確実にしたいなら買取が向いています。自分がどちらを優先したいかをはっきりさせると、対処法を選びやすくなります。
6. よくある質問(FAQ)
Q1. 不動産の売却にはどれくらいの期間がかかりますか?
売り出しから引き渡しまで、おおむね3〜6か月が一般的な目安です。一般に、マンションは戸建てや土地より買い手が見つかりやすく、比較的短めに進む傾向があります。ただし、価格設定・立地・時期・物件の状態によって前後します。住み替え先のスケジュールがある方は、余裕を持って早めに動き出すのがおすすめです。
Q2. 売却期間の内訳(各ステップの目安)を教えてください。
目安として、査定・不動産会社選びに数日〜2週間、媒介契約に数日、販売活動(買い手探し)に1〜3か月程度、売買契約に1〜3週間、契約から引き渡し・決済までに1〜2か月程度かかります。全体でおおむね3〜6か月です。もっとも時間がかかりやすいのが、買い手を探す販売活動の期間です。
Q3. 早く売るにはどうすればよいですか?
主なコツは、①相場に合った適正な価格で売り出す、②買い手が増える時期(引っ越しシーズンの2〜3月など)に合わせる、③写真や情報を充実させて内覧につなげる、④販売活動に積極的な会社を選ぶ、⑤急ぐ場合は買取も検討する、の5つです。とくに、相場からかけ離れた高すぎる価格は売却を長引かせる主な原因になります。
Q4. 3か月経っても売れないときはどうすればよいですか?
媒介契約の期間は一般に3か月が目安です。問い合わせや内覧が少ない場合は、まず売り出し価格が相場に合っているかを見直します。あわせて、広告や販売活動が十分か、担当者の対応に納得できるかも確認しましょう。改善が見込めない場合は、不動産会社の変更や、確実に時期を決めたいときの買取への切り替えも選択肢になります。
7. 相談先を選ぶときの3つの視点
売却期間は、依頼する会社の販売力によっても変わります。次の3つの視点で見比べると、スムーズな売却を任せやすい相談先を選べます。
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視点① 販売活動と報告が具体的でていねいか
どんな広告をどう出すか、問い合わせや内覧の状況をどう共有してくれるか。販売活動と報告が具体的な会社ほど、買い手との出会いが増え、期間の短縮につながります。
👉 「どれくらいの反応があるか」を定期的に共有してくれるかは、囲い込みを避けるうえでも大切なポイントです。
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視点② 建物の価値まで評価できる査定手法を持っているか
適正な価格で売り出せるかは、査定の質にかかっています。築年数だけで判断すると相場からずれやすく、初回の売り出し価格がずれて、結果的に売却が長引くことがあります。建物の性能や維持管理の履歴も踏まえて評価できると、初めから適正な価格で出しやすく、遠回りを避けやすくなります。
👉 一例として、ミサワホームを含む大手ハウスメーカー10社が設立した「一般社団法人 優良ストック住宅推進協議会」の評価基準に基づく査定では、築年数に加えて建物の性能や維持管理の履歴なども評価の対象とされています。※この評価基準は、協議会に加盟する大手ハウスメーカー10社が手がけた建物を対象としています。
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視点③ 仲介・買取を中立的に比較提案してくれるか
「時間をかけても高く売りたい」のか「確実に時期を決めて売りたい」のか。売主の希望に応じて、仲介と買取を中立的に比較しながら提案してくれる相談先だと、期間の面でも納得のいく選択ができます。
👉 MISAWA RELAY(ミサワリレイ)ミサワホームの不動産仲介・買取再販事業 の「家活(いえかつ)コンシェルジュ」は、仲介・買取の比較から手続きまでを整理し、お客さまのご希望に合った売却方法をご提案します。売却の時期を確実にしたい方には、仲介手数料がかからない買取再販ブランド「Homever(ホームエバー)」もご用意しています(買取価格は仲介の場合より低くなる傾向があるため、手数料の有無だけでなく最終的な手取り額で比較するのがおすすめです)。
売却方法に迷ったときは、「不動産買取の大手とは?」もあわせてご覧ください。急ぎたいときの買取という選択肢を知っておくと、期間の見通しが立てやすくなります。
8. まとめ:期間を左右するのは「価格」と「会社選び」
不動産の売却期間は平均3〜6か月で、その大半を占めるのが買い手を探す販売活動です。早く売る鍵は「適正な価格・売れやすい時期・販売力のある会社選び」の3つ。もし3か月経っても反応が薄いときは、まず価格を見直し、次に販売活動を点検し、それでも難しければ会社の変更や買取への切り替えを検討しましょう。
まずは自分の物件の相場を調べ、査定で価格の根拠を確認する——ここから始めれば、売却期間の見通しは大きく前進します。なお、本記事で紹介した期間はあくまで一般的な目安であり、実際の期間は物件や市場の状況によって異なります。
MISAWA RELAY では、適正な査定から、仲介・買取を含めた売却方法のご提案まで、家活コンシェルジュがワンストップでサポートします。「いつ売れそうか知りたい」という段階からでも、お気軽にご相談ください。
まずは無料査定から、売却の見通しを立てませんか?
建物の状態まで踏まえて適正に評価し、家活コンシェルジュが仲介・買取の比較から手続きまでサポートします。「どれくらいで売れそうか」を知りたい段階のご相談も大歓迎です。
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※本記事は情報提供を目的とした一般的な解説であり、特定の不動産取引や個別の判断に関する助言ではありません。具体的なご判断は、宅地建物取引士等の専門家にご相談ください。
※本記事で紹介する売却期間・各ステップの日数はあくまで一般的な目安であり、実際の期間は物件・立地・市場の状況・価格設定によって異なります。
※買取のご利用可否や価格は、エリア・建物の状況によって異なります。
※記載内容は2026年7月時点の情報に基づいています。
※「MISAWA RELAY(ミサワリレイ)」はミサワホーム株式会社の不動産仲介・買取再販事業です。
※「Homever(ホームエバー)」はミサワホームグループの買取再販ブランドです。エリア・建物の状況によっては買取できない場合があります。
※「家活コンシェルジュ」は MISAWA RELAY の総合相談を担当するスタッフです。