間接照明は、設備などの配置も考えて計画することがポイント
間接照明は、空間全体を明るくするシーリングライトなどとは違い、壁や天井を照らすことで空間をより広くおしゃれに演出する効果があります。しかし家具などの配置や照明を取り付ける場所を事前に計画しておかないと、壁や天井ではなく、「エアコンを照らしている」「キッチンの換気扇を照らしている」というような失敗が起きてしまいます。設備などの配置も考えて照明計画をすることが大切です。
光源が見えたり、ライトが映り込んだりしないように配置
光源を隠す間接照明にも、「光源が真下から見えてしまう」「階段を降りるときに見えてしまう」という失敗はありがちです。また照明を隠せても、床に反射してライトの光が映り込んでしまうケースもあります。こうした失敗を防ぐために、照明を設置する場所や角度、サイズを入念に検討することが重要です。
ライフシーンの場に合わせて集中配置することが重要
空間全体の明るさを確保することばかりにとらわれ、ダウンライトをつけすぎて失敗することもあります。フロア全体に照明を「分散」させるのではなく、キッチン・ダイニングやリビングなど、それぞれの空間を意識してダウンライトを「集中配置」すると、空間に陰影が生まれ、引き締まった印象になります。