解放感にこだわったセンター階段LDK
ご実家を譲り受け、親子3人で快適に過ごせる住まいへのリフォームを決意されたYさま。ガレージを幹線道路に面する南向きに変えたいとのご要望に、耐震診断などを実施し、構造体の補強案をご提案しました。また、開放的な空間デザインを希望されたため、2階の2部屋をつなげ、広びろとした一体空間のLDKを設計。天井も可能な限り高くし、出てきた梁は木目調クロスで化粧梁のように仕上げて、意匠のアクセントとしています。また、1階からの階段をLDK中央に配置して、リビングとダイニングをゆるやかに分けつつ、横桟タイプの手すりを採用したオープンな設計で、開放感を損なわないよう工夫しました。階段下や床下を活用した収納など暮らしやすさも確保した、心地よい住まいとなりました。
東西に抜ける一体空間のLDK。さわやかな白色を基調とした開放的なインテリアに加え、窓の位置を見直すことで、明るさと通風性もアップさせました。
LDK中央に位置するオープン階段。上から下まで継ぎ目なく連続した階段手すりはオーダーで作成。
見通しのよい一体空間のため、LDKのどこにいても目が届き、階段を通るご家族の出入りもわかります。
階段下空間を活用した1階トイレ。狭小ですがクロスなどを工夫して、心地よさを高めました。トイレ内には備品をしまえる扉付きの階段下収納も設けています。
リフォームデータ
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建物種別
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戸建
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施工主
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東京都 Y様
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築年数
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築約16年
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工事費用
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約2,400万円