自然素材をふんだんに。 セミオーダー式ユニットバスで温泉気分を味わう
1階の全体改修にあわせて、ご主人たってのご要望だった、お庭を眺められる特等席に浴室を移動しました。檜、御影石、そして浴槽に十和田石をあしらった浴室は、個々に仕上げ材を選べることを第一に、高い防水性というメリットを活かせることからユニットバスを採用しました。また、浴室に開口部を2箇所設けたことで、自然換気もでき、開け放てば風にあたりながら露天風呂気分で入浴を楽しめます。隣接する洗面・脱衣室の壁は、節目の美しい杉板で仕上げ、タモ無垢材の床はウレタンクリアを施しているので、水の染み込みも気になりません。以前はカラスの行水だったとおっしゃるご夫婦共に、今では毎日2度は湯船に浸かるほど、お風呂を満喫されています。 湯船に浸かった時の眺望を考え、窓の位置と大きさを調整して出窓にすることで広がりを出した。足下は凹凸があり滑りにくいバーナー仕上げ、腰壁は光沢感のある本磨き仕上げの御影石。木部はすべて檜で、壁面は表面に防水処理を施しています。
床は1階全室ともにタモ(アッシュ)の無垢材。素材を連続させつつ、洗面・脱衣室はウレタンクリア、それ以外は植物オイルでマットな仕上げとしました。
壁と天井は節目を活かした杉板張り。洗面は床に合わせてタモで造作し、オイル仕上げを施しました。洗面と脱衣室の間の抜けなかった構造壁を利用して、脱衣籠棚も設置しました。
高低差をつけて設けた窓。浴槽には淡い色味が特徴的な十和田石をセレクト。多孔質で、吸水・保温性があり、水に濡れても滑りにくく、湯を張ると深い緑色が際立ちます。
リフォームデータ
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建物種別
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戸建
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施工主
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神奈川県 M様
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築年数
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築約13年
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工事費用
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約700万円