ホームオートメーション（HA）が注目を集めていた1990年頃、ミサワホームでは、様々なレシピをデータベースに持ち、カロリー計算などを行うグルメロボット「ハイテクキッチン」を開発しました。

和・洋・中華など300種類を超えるメニューの調理方法、材料の選定、カロリー計算など、オーナーさまの料理の支援するための機能を搭載しました。

ホームオートメーション（HA）への取り組みの一環として、「カウチシアターロボ」の開発を行いました。

カウチ（長椅子）に座ったままで、部屋の照明や空調、テレビなどのAV機器をコントロールすることができるほか、自由に部屋中を動き回ることのできる機能を搭載するなど、オーナーさまの快適さや居心地の良さに関わる機能を研究・開発していました。

ホームオートメーション（HA）の仕組みをバスルームでも活用するために、「ハイテクバスロボ」を開発しました。

シャワー、洗面、トイレを完全に一体化させ、空調、照明、気泡マッサージ、ボディドライヤー、ＴＶオーディオなどの健康・清潔・娯楽のための機能をワンユニットに合体､統合。これまでにない快適な暮らしを実現するための機能を搭載しました。

ミサワホームでは、地球温暖化防止に向けて、CO2排出量の削減効果が期待できるホーム･エネルギー･マネジメント･システム（ＨＥＭＳ）の研究開発を推進していました。

その一環として、家庭内の全エネルギーの使用状況を表示できる「enecoco（エネココ）モニター」を発売。これを利用して、生活エネルギーのSNS「enecoco（エネココ）」を提供しました。

万が一の地震発生時、わが家の「リアルタイム震度」「被災度」を”見える化”するためのシステム「GAINET（ガイネット）」を開発しました。

“見える化”されたデータをオーナーさまが確認できる他、測定された「リアルタイム震度」や「被災度」のデータは、クラウドサーバーに集約することで、東日本大震災の際は各建物の被災度を短期間に、緊急度に応じたサポートに活用いたしました。

ミサワホームでは、住まいのさまざまな機器をネットワークにつなげて多様なサービスを楽しめる、IoTライフサービス「LinkGates（リンクゲイツ）」をご提供しています。

「安心」「安全」「快適」「省エネ」の4つのサービスで、外出先からもスマートフォンで家の中の様子をチェックしたり、住環境をコントロールしたりと、一歩先の近未来化した暮らしを楽しむことができます。