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南極の観測
南極を知ることは、地球を知ること。地球の過去、現在、未来を知ること。 私たちの身近な“これから”を知ること。

宇宙を調べる(国立極地研究所 宙空圏研究グループ)

南極は、惑星間空間や地球の磁気圏につながる磁力線が集中しているため、オーロラに代表される宙空圏現象の宝庫となっており、“宇宙に開かれた窓”とも呼ばれています。また、南極では大量の隕石が発見されており、それらの研究も南極観測事業のひとつに数えられ、国立極地研究所・宙空圏研究グループによって研究が行われています。 オーロラを観測する

南極昭和基地は、オーロラが発生する “オーロラ帯”の真下に位置するオーロラ観測にとっては理想的な場所。この特性を活かし、オーロラ観測は、昭和基地開設以来継続して行われている観測項目です。昭和基地には、様々な地上光学観測装置があり、オーロラの形態、動態、スペクトル特性などの観測が行われています。
オーロラは、太陽から放出される電子の流れが大気圏に突入する際に引き起こされる放電現象ですが、これまでオーロラの発生メカニズムは一部科学的成果を得られたものの、まだすべてが解明されたわけではなく、現在も観測が続けられています。

南極に落ちてくる多種多様な隕石も宇宙を調べる重要な研究試料です。
日本の南極観測隊が行った南極の隕石集積機構の発見により、これまで南極で発見・採集された隕石は16,200個(2000年時点)になり、日本は世界有数の隕石保有国となっています。
南極に落ちた隕石は氷の中で保存されるため、その後の汚染も少なく、太陽系や惑星の成り立ちを調べる研究試料として状態が良いという特徴があります。日本の南極観測隊は、惑星科学発展のため、これからも隕石探査を続けていくことになっています。

未来の地球環境が守られている
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