山中湖を南に望む別荘地に構える、四角いシェイプのモダンな佇まい。
湖に向かってゆるやかに傾斜しているロケーションをいかし、スキップフロア構造を採用した。
玄関を抜けリビングに入ると、目の前に飛び込んでくるのは大開口からの雄大な湖の景色。湖が最も良く見える位置・高さに合わせて設計されたリビングのフロアを2階として、土地の傾斜に合わせて半階ずつスキップさせた、4層2階建てとなっている。
空間全体がつながり、ご家族のふれあいも深まる、別荘ならではの開放感を実現した。インテリアには雄々しさを演出するために、岩盤のように見えるタイルをチョイス。
外観にも同じタイルを使用し、色合いや凸凹の変化が感じられるよう仕上げている。
フォルム自体はモダンだが、全体を落ち着いた素材感で統一し、シックに演出。土地の特徴を最大限に生かし、自然に溶け込むような味わい深い住まいを完成させた。