軽井沢の町を一望できるその立地をいかした設計。それが、N邸のメインテーマでした。
眺望の良い敷地と言っても、単に“眺めが良い”だけの空間ではその立地の魅力は十分に引出せません。
同じ敷地内でもその高さ、角度によって全く違う景色を楽しむ事が出来るものです。
したがって、メインコンセプトは「急傾斜に無理なく自然に馴染むよう平屋という表現で演出し、敷地内の高さが異なる3つのステージ(平屋)を廊下でつなぎ、いろんな自然の風景を楽しむ」としました。
特にこだわりの温泉スペースは最も高い位置に設置し、軽井沢の町並みを一望できるだけでなく、満点の星空や月、山から昇るサンライズを楽しむ事が出来ます。
今年、初めての夏を過ごされたN様。これから訪れる四季の景色の移り変わりをとても楽しみにされていました。