小高い敷地の中央に建ち、東~西に続く自然の景色を望む軽井沢の別荘。
東西に大きな開口があり、中間の空間をあえて「クランク」させることで、
場所の移動と共に、ゆるやかに変化する景色を楽しむ。
大きな窓から周囲の自然を取り込み、隠したい景色はスリット窓を組合せて
視界をコントロールして、解放と落ち着きを共存させる。
床や天井の木目方向を合わせて、空間に動きと繋がりを、
内外壁に同じアクセントの石壁を合わせる事で、空間に広がりを感じる。
ダイニングから繋がる軒の深いゆったりとしたデッキは、
光や風を感じながら内外を繋げる空間。
夕暮れ時は、間接照明やフロアライトが美しい陰影を演出して、
昼とは違った雰囲気を楽しむ事ができる。
四季を通して、昼夜を通して、自然の移り変わる変化を楽しむ別荘。