ミサワホームは、世紀を超えてゼロエネルギーからLCCM※住宅の可能性を追求してきました。

独自に開発した高断熱・高気密の「木質パネル接着工法」により、
もともと省エネルギー性能が高いミサワホームの住まい。当時の社会ニーズに先駆けて、
1970年代から太陽光による創エネルギーシステムの研究開発を進めてきました。
その大きな成果が、世界初のゼロエネルギー住宅「HYBRID-Z」(1998年)
ゼロCO2・ゼロエネルギー住宅SMART STYLE「ZERO」(2009年)です。
そして2010年、ライフサイクルCO2マイナス住宅「ECO Flagship Model」を発表。
これからも、より環境に貢献できる住まいを目指し、さらなる開発を続けていきます。

※「LCCM®」「ライフサイクルカーボンマイナス住宅®」は、財団法人 建築環境・省エネルギー機構が保有する商標です。
ミサワホームは、使用許諾に基づき使用しています。

ミサワホームECO住宅開発の歴史

1960年

高断熱・高気密の「木質パネル接着工法」誕生

高断熱・高気密の「木質パネル接着工法」誕生

「柱を使わない家」という、これまでの概念を打ち破った
独自の発想により、画期的な建築方法として誕生。
すぐれた断熱・気密性で省エネルギーを実現しました。

1967年

ミサワホームが南極観測隊居住棟などを建築

南極昭和基地の部材製造を受注

この時以後、ミサワホームの
木質パネル技術が南極昭和基地の建物の
部材製造に貢献しています。

1970年

未来住宅「ヘリコ」を大阪万博に出展

未来住宅「ヘリコ」を大阪万博に出展

木質パネルによる構造体をカプセル化して取付けた
未来志向の住宅「ヘリコ」を、大阪万国博覧会に出展。
来場した世界の人々に話題を提供しました。

1971年

ミサワホーム総合研究所内に「省エネルギー研究チーム」発足

ミサワホーム総合研究所内に「省エネルギー研究チーム」発足

南極や砂漠地帯のアブダビ、日本の寒冷地での経験から、
熱損失の少ない省エネルギー住宅の必要性を痛感。
総合研究所内に「省エネルギー研究チーム」を発足させました。

1973年

第1次オイルショック

住宅においても省エネルギー性能の重要性が
改めて認識されました。

1977年

「太陽エネルギー利用住宅」開発に着手

「太陽エネルギー利用住宅」開発に着手

二重サッシのサンルームを設けて太陽光を導き、
夜はサッシの中に発泡ビーズが送り込まれて
断熱するシステムを開発。
当時としては先進的な実験棟で実証を行いました。

1980年

省エネルギー型ソーラーハウス「SV型」発売

省エネルギー型ソーラーハウス「SV型」発売

太陽熱を利用した温水システムを独自開発し、
これを屋根に搭載したソーラーハウスを発売。
これまでにない省エネルギー住宅として好評を得ました。

1981年

国家プロジェクト「ハウス55計画」を商品化した「ミサワホーム55」発売

国家プロジェクト「ハウス55計画」を商品化した
「ミサワホーム55」発売

当時の国家プロジェクト「ハウス55計画」のもとで、
10年もの歳月を費やして開発。資源の有効利用など、
環境負荷の少ない住宅を実現しています。

1987年

北海道・旭川市に省エネルギー住宅実験棟を建設

北海道・旭川市に、ひと冬500リットルの灯油で
暖房が可能な住宅を建設。
省エネルギー実験を実施しました。

太陽に向かって回転する「フューチャーホーム2001」発表

太陽に向かって回転する「フューチャーホーム2001」発表

太陽や風の動きに合わせて180°回転でき、
省エネ効果を発揮する3層構造の家を国際居住博に出展。
会場一の大きな話題を集めました。

1990年

「花と緑の博覧会」に 「ゼロエネルギー住宅」イメージモデル出展

「花と緑の博覧会」に
「ゼロエネルギー住宅」イメージモデル出展

太陽追尾システムを搭載した 「ゼロエネルギー住宅」
イメージモデルを「花と緑の博覧会」に出展。センサーが
太陽の光を求めて回転し、大きな話題を呼びました。

1991年

世界最高水準の省エネルギー住宅を開発

世界最高水準の省エネルギー住宅を開発

北海道・陸別町に世界最高水準の超高断熱・
超高気密住宅を建設。
独自の木質パネル接着工法をベースに
先進技術を結集し、冷暖房の年間消費エネルギーコスト
80%削減を証明しました。

「エコ・エネルギー住宅」実験棟を建設

「エコ・エネルギー住宅」実験棟を建設

環境負荷の低減を目指した「エコ・エネルギー住宅」
開発にあたり、(財)電力中央研究所と共同で実験棟を建設。
その後のゼロエネルギー住宅開発へと結実します。

1992年

売電契約第1号を実現した「エコ・エネルギー住宅」完成

売電契約第1号を実現した「エコ・エネルギー住宅」完成

生活エネルギーの85%を自給できる「エコ・エネルギー住宅」を
試行建設。太陽電池で発電した電力のうち、余った分を
電力会社に売電するシステムを初採用した住宅です。

1997年

ゼロエネルギー住宅商品化に向け入居状態で建物性能を検証

ゼロエネルギー住宅商品化に向け入居状態で建物性能を検証

2階バルコニーに設置された「太陽熱利用の給湯システム」など
先進設備を採用した北海道・旭川市のモニター棟で、
実際に1年間、一般入居者が生活。建物性能を検証しました。

世界初「100%リサイクル住宅」完成

世界初「100%リサイクル住宅」完成

環境負荷の少ない住まいづくりへの挑戦として、
「100%リサイクル住宅」を試行建設。リサイクルした素材と
リサイクルできる素材だけで建物が構成されています。

1998年

世界初のゼロエネルギー住宅「HYBRID-Z」発売

世界初のゼロエネルギー住宅「HYBRID-Z」発売

太陽光発電システムを装備し、創エネルギー、省エネルギー、
オール電化設備の3つの先進技術を融合。
21世紀における住まいのモデルとして開発され、
グッドデザイン金賞を受賞しました。

2000年

21世紀の環境技術を融合したHYBRID「地球人の家」発売

21世紀の環境技術を融合したHYBRID「地球人の家」発売

太陽光発電システムや「M-Wood2」など、
21世紀の環境技術をハイブリッド。
環境負荷を抑える屋上緑化も提案しています。

2002年

自然環境と共生した住まいをめざす「ECO・微気候デザイン」開発

自然環境と共生した住まいをめざす
「ECO・微気候デザイン」開発

日本の四季を快適に暮らす先人の知恵と、
ミサワホームの先進の技術・デザインを融合。自然環境と
共生する住まいづくり・まちづくりを実現します。

2008年

「次世代ゼロエネルギー住宅(LCCM/寒冷地タイプ)」北海道に試行棟完成

「次世代ゼロエネルギー住宅
(LCCM/寒冷地タイプ)」北海道に試行棟完成

「次世代ゼロエネルギー住宅」試行棟を北海道・
旭川市に建設。 次世代省エネ基準の約2倍の断熱性、
先進の暖房システムなどにより、寒さが厳しい旭川において
年間エネルギー収支ゼロを実現しています。

2009年

「次世代ゼロエネルギー住宅(LCCM/蒸暑地タイプ)」三重に試行棟完成

「次世代ゼロエネルギー住宅
(LCCM/蒸暑地タイプ)」三重に試行棟完成

蒸暑地タイプの「次世代ゼロエネルギー住宅」試行棟を
三重県亀山市に 建設。カスケードソーラーシステムなど
先進技術を搭載し、年間エネルギー 収支ゼロ以下、
ライフサイクルエネルギー収支改善を実現しました。

ゼロCO2・ゼロエネルギー住宅 SMART STYLE「ZERO」発売

ゼロCO2・ゼロエネルギー住宅
SMART STYLE「ZERO」発売

創エネ・省エネ効率にすぐれた「ECOフォルム」により、
ゼロCO2・ゼロエネルギーが可能な先進のECO住宅
SMART STYLE「ZERO」を発売。 グッドデザイン賞を受賞し、
業界初の「ゼロCO2」の第三者認証を取得しました。

2010年

南極昭和基地の「自然エネルギー棟」を受注

外壁に太陽光集熱パネルを取り付けた、南極昭和基地の
新複合施設「自然エネルギー棟」をミサワホームが受注しました。

 ライフサイクルCO2マイナス住宅  「ECO Flagship Model」発表

ライフサイクルCO2マイナス住宅
「ECO Flagship Model」発表

2020年〜