◎ 熊谷市とスマートタウン整備事業に関する基本協定書を締結 ◎ 断熱仕様向上などで全棟をZEH(※1)仕様とし、CO2排出量の削減に取り組む ◎ 街全体に微気候デザイン設計を活用。 ◎ 地域のコミュニティ形成やエネルギーシェアを促進するまちづくりを提案
エネルギーをムダなく活用する住まい
「今回の計画では、全棟を太陽光発電システムやHEMSなどの先進の環境設備を採用したゼロエネルギー住宅とし、街全体の温熱・風環境のシミュレーションを実施して効果的な微気候デザイン設計を導入することで街全体のCO2 排出量の大幅削減に取り組みます。
タウン内の公園には気象観測装置を設置し、気温や湿度、風向、風速などを計測。その情報を住民専用のWebサイトで公開することで、環境に配慮した行動を喚起します。多様な取り組みによって低炭素型まちづくりを目指します。同時に地域コミュニティの形成促進や生物多様性保全も目指しており、住民同士のつながりを生むノウハウや周辺の生態系の調査結果なども、まちづくり設計に反映していきます。
まちのコンセプトは、養蚕・製糸業が盛んな地域であった熊谷市の歴史性を踏まえ、再生可能エネルギーを活用した快適で省CO2のまちを実現します。なお、当事業は2013年度中に造成を完了、2014年度夏頃の販売開始を目指します。