構造選択
カナちゃん
ゴルフ場で、鹿やタヌキ、リスなどの動物と遭遇したことはありませんか。
はい、何度かあります。
オーナーさま
実は、ゴルフ場は動物たちが棲みやすい場所なんですよ。池ではゲンゴロウやメダカなどの絶滅危惧種が発見されたこともあり、生物多様性保全にとても役立っているんです。
すごいですね。SDGsの時代だから、賃貸住宅経営も見習いたいです。
ミサワホーム
ホームエンジニア
いま建築業界では、脱炭素の観点から木造・木質建築に注目が集まっているのをご存じですか。
そういえば最近よくニュースで取り上げられていますね。
実は、木の住宅は環境にやさしい建物なんです。炭素貯蔵量は鉄骨プレハブ住宅の約4倍もあるうえに、材料製造時のCO2排出量は鉄筋コンクリート住宅の約1/4に抑えるんです。
- 参考資料：大熊幹章（2003）地球環境保全と木材利用、
- 全国林業改良普及協会：54、岡崎泰男、
- 大熊幹章（1998）木材工業、Vol.53-No.4：161-163.
なるほど。
ミサワホームの木質パネル接着工法なら、建てるだけで脱炭素に貢献できるんです。
でも鉄骨や鉄筋コンクリートの方が長持ちしそうだけど。
最近では技術の向上により、木造・木質建築でも鉄骨や鉄筋コンクリートと同等の丈夫で長持ちする建物を実現できるんです。
ミサワホームの木質パネル接着工法でつくる共同住宅は、耐久性・耐震性・耐火性などにすぐれているため、「マンション」として入居者を募集できます（3階建の場合）。
環境にやさしく丈夫で強い、なんていいとこどりですね。
さらに経営的なメリットもあるんですよ。
経営的なメリット？
はい。減価償却費の面で有利です。減価償却とは、事業などで用いる建物や設備などの資産について、取得にかかった金額を一定の割合で分割して、各年ごとに経費として償却していく手続きのことを指します。
賃貸住宅の場合、建物の法定耐用年数の全期間にわたって毎年分割し必要経費として計上していきます。
鉄筋コンクリートや重量鉄骨に比べて法定耐用年数の短い木造住宅は、毎年の経費計上できる割合が高く１年間で計上できる減価償却費が大きくなるため確定申告時に税金を抑えられるようになります。
つまりミサワホームの木質パネル接着工法の賃貸住宅は、環境にやさしく、丈夫で強くて、経営的なメリットもある、3拍子そろった賃貸住宅なんです。
持続可能な賃貸住宅経営ができそうですね。
チエちゃん
木質の構造体という“チエ”で、環境面と経営面でのリードを“カナ”えるんだね、カナちゃん！
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