
空室対策としても、入居者の満足度向上のためにも、収納力の確保は大切な項目となっています。
どこにどのような収納を設置すればよいのか?
入居者の快適な暮らしをサポートするための収納の考え方とアイデアをご紹介します。
目次
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「収納力のある住居」が入居者から選ばれる時代
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1.[玄関]外で使うモノをまとめて収納できる大容量のシューズクローゼット
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2.[キッチン]調理中にすぐ手が届く便利収納やパントリー(保管庫)が重宝
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3.[居室]中に踏み込んでひと目で見わたせるウォークインクローゼットが人気
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4.[居室]居室とは別に大きな収納空間が誕生室内を広々とおしゃれに使える「蔵」
「収納力のある住居」が入居者から選ばれる時代
その裏付けとして注視したいもののひとつに、「トランクルーム市場の活性化」があります。
日本最大級のトランクルーム運営会社・キュラーズの調査(2024年6月)によると、その市場規模は、過去10年間で約2倍の規模に拡大しており、3年後の27年には、1000億円市場へと拡大する見込みです。その要因として考えられるのが、時代の高度化によるモノの増加とコロナ禍による居住環境の変化です。家の中やアウトドアで家族と過ごす時間が増えたことにより、モノが増えると同時に、「居住スペースではすっきり快適に暮らしたい」と望むようになったことで収納ニーズが高まったと考えられています。そして重要なのは、コロナ禍以降も続伸するトランクルームの需要からも見て取れるように、この傾向は単に一過性のものではなさそう、ということ。賃貸住宅における「収納の充実」は、今後も周辺物件との差別化を図るポイントになると考えられます。
では、住まいのどこに、どのような収納を設置すると入居者の方から喜ばれるのでしょう。大前提として心得ておきたいのが「適量適所」の考え方。モノを「使う場所のそばに適量の収納」を配置すると、モノが散らからずに美しい空間を保てます。
快適な暮らしに貢献する4つの収納アイデア
[玄関]外で使うモノをまとめて収納できる
大容量のシューズクローゼット
大容量のシューズクローゼット

シューズクローゼット内部の一例。履き物に合わせて調整できる可動棚、傘やブーツをかけて収納できる工夫が快適さに貢献。
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