エントランスや植栽などの「外構」もこだわりたいポイントです。
今回は、外構で競合と差別化する方法や、入居者に提供できる価値など
ミサワホームの事例をもとに紹介します。
建物においての外構の役割とは?
1 建物と調和した景観の形成
2 住人のプライバシーやセキュリティを確保する目隠し
3 駐輪場や照明など利便性の向上
住宅の“顔”でありつつ、ターゲット層に合わせた外構デザインを選択することは、装飾以上の価値を生み出し、競合との差別化にも一役買ってくれるでしょう。
賃貸住宅こそ、外構にこだわりたい
たとえば、高級感のあるエントランスのほか、植栽が織りなす特徴的なデザインなら、入居希望者のひとめぼれを誘発できる可能性も。また、セキュリティやプライバシーを重要視する入居者アピールにもなるでしょう。
オーナーさまにもメリットがあります。間取りや設備はトレンドに左右されやすい側面もありますが、質の高い外構を保持することで、築年数を経ても住宅の魅力を保ち、賃料の下落を抑えられるかもしれません。
外構は、縁の下で賃貸住宅経営をサポートしてくれる存在でもあるのです。
ターゲットや敷地面積から考える、外構のアイデア
◉子育て世代がターゲットの場合
安心して子どもを遊ばせることができる、入居者専用のパティオ(中庭)もおすすめ。入居者同士の絆も深まり、万が一の場合も共助しあえる関係性の構築も期待できます(写真1)。ベンチを設置し、入居者のリラックススペースとしても活用できるでしょう。
写真1
住宅街でも身近に緑があるだけで、生活に温かみをプラスできます。たとえば住宅の中央に象徴的なシンボルツリーを植えるなど、入居者の目に留まる植栽を取り入れましょう。シンボルツリーの成長を間近に感じられると愛着も沸き、長期入居につながる可能性もあります(写真2)。
敷地面積の関係で大きな植栽が難しい場合は、エントランスの一部に植栽を取り入れるのも一案です(写真3)。
写真2
写真3
ライティングを効果的に活用するのも良いでしょう。エントランスの足元を照らす温かいフットライトを上手に取り入れれば、夜間の安全確保に寄与するだけでなく、帰りが遅いビジネスパーソンの癒し効果も期待できます(写真4)。光量や色にこだわることで高級感のあるホテルライクな住宅を演出できます。
写真4
たとえば、建築する土地に元々あった樹木や石灯籠をそのまま生かし、唯一無二のエントランスを演出する(写真5)、木のぬくもりを感じさせながらも、スタイリッシュさを追求したユニークなエントランス(写真6)にするのも、競合と大きく差別化できます。 こだわりの外構は、住宅の景観を引き立たせるだけでなく、「共用スペースの美観を損ねてはいけない」という入居者のマナー向上も期待できます。加えて、オーナーさまが住宅を大切に思う気持ちも表現できるでしょう。
写真5
写真6
質を保つために注意したい点も
たとえば、定期的な剪定をはじめとした植栽の管理です。隣地に枝がはみ出していないか、害虫が発生していないか、落ち葉の掃除など。天然木を利用している場合は、腐食やささくれで入居者がケガをしないかなど、定期的なチェックも欠かせません。
外構が荒れていると、管理が行き届いていない物件と見なされてしまうリスクがあることも忘れずにいましょう。
外構も大切な一部賃貸住宅経営に役立てよう
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