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賃貸実例集 オーナーさま訪問

賃貸住宅 オーナーさま訪問

木質パネル接着工法で実現。地域に根ざす医療モール

白とネイビーのツートンカラーが目を引く外観。オーナーさまのご意見で、防水性の高い切妻屋根を取り入れたデザインに。2院共通のメインエントランスのほか、発熱外来(内科)の出入り口も設置。

白とネイビーのツートンカラーが目を引く外観。オーナーさまのご意見で、防水性の高い切妻屋根を取り入れたデザインに。2院共通のメインエントランスのほか、発熱外来(内科)の出入り口も設置。

地域貢献につながる資産活用を検討

1階に内科医院と調剤薬局、2階に整形外科医院が入るこちらの医療モール。1週間後にオープンを控え、スタッフの皆さんがはつらつと準備を進めている現場を訪ねました。
今回こちらの医療モールを建てられたオーナーのWさまは、地元で400年も続く名家のご出身。
「この場所にはずっと茅葺屋根の屋敷を守る防風林があったんです。屋敷はだいぶ以前に市の重要文化財に指定され移築を行いました。防風林が必要なくなったことで、この場所を地域貢献ができる形で有効活用したいと考えたのです」。
オーナーさまのよき相談相手である銀行の担当者から、こちらの案件の打診を受けたのがミサワホームでした。その時点では「どんな建物を建てるか」は白紙だったため、ミサワホームの資産活用部門と連携してこのエリアでの出店を計画している事業者とのマッチングを実施。そこで手を上げてくださったのが今回の内科、調剤薬局、整形外科の方々でした。すべて別の法人ですが、内科と整形外科の院長は以前同じ病院に勤務されていた旧知の仲。話はトントン拍子に進み、オーナーさまにもご賛同いただいたことで医療モールの建築が決まりました。
店舗やマンション建築のご経験もあり、建築知識に明るいオーナーさま。要所要所で貴重なご意見をいただき、屋根や庇などのデザインに反映しました。内部の細かい仕様はそれぞれの関係者へのヒアリングで詰めていき、整形外科は姉妹医院も参考にしながら慎重に設計を進めました。

強固なモノコック構造で柱の少ない大空間を実現

今回の医療モールは、ミサワホームが開発した独自の木質パネル接着工法である「プロモノコック」が採用されています。
内科や歯科といった、入居するクリニックの種類が設計に大きく影響する医療モール。今回は2階に整形外科が入るということが設計上の"難所"となりましたが、プロモノコックの強みを生かして、柱の少ない開放的な大空間を実現しています。大きくて重量のあるリハビリ機器が置ける広さと耐荷重をクリアし、リハビリ中の患者さんの様子を離れた場所からでも確認できる"抜け感"も確保。X線室の壁の位置を修正するなど、最後まで細かい調整を続けて、必要な機器を配置できる大空間を設けました。

動線計画や仕上げでも医院としての機能を担保

2つの医院のスタッフルームや更衣室などは、スペースを確保しやすい1階に集約。院長同士が旧知の仲ということで実現したプランですが、これにより2階の整形外科に必要だった広さを確保することができました。バックヤードにはスタッフ専用の出入り口や内階段も設置。患者さんと交差しない動線を設けて、業務効率アップやプライバシー保護を図りました。
いっぽう「2階に整形外科」というミッションと同様に、慎重な検討が必要だったのが内装についてでした。
一般的に木造の建物は、靴を脱いで入ることが前提になっています。土足で出入りすることになる医療モールの場合は、雨天時の雨や泥の侵入に備えて、床材などに特別な配慮が必要です。今回、内装工事は医院側の関係業者さんが担当することになったため、これまでの経験や実績を踏まえて、ミサワホーム側から使用する内装材の指定をさせていただきました。

オーナーさまの思いを反映した施設が完成

オーナーさまや、医院側の理事長、院長をはじめ、多くの人々が関わって無事完成した本物件。院長たちのはからいで、朝早くから足を運んでくれる高齢の患者さんたちのために、1階の共同待合室は受付時間より早めに開放することにしたそうです。
患者さんへの配慮や清潔感のあるデザインが各所に生かされ、「きれいによくまとめていただきました」とオーナーさま。
資産活用とオーナーさまの願いだった地域貢献が最高の形で結実した、ミサワホームとしても印象深い事例となりました。

施設建築に適した「プロモノコック」

整形外科のリハビリ室。患者さんの様子を見守りやすい大空間が圧巻。

整形外科のリハビリ室。患者さんの様子を見守りやすい大空間が圧巻。

「プロモノコック」は、ミサワホームが独自に開発した木質パネル接着工法による施設建築商品です。高耐震構造のすぐれた安全性、大空間設計の快適な仕事環境、光熱費の削減など、豊富な経営メリットにより施設の持続可能な経営に貢献する、ワンランク上の施設建築です。
1階に内科と調剤薬局、2階に整形外科が入居。

1階に内科と調剤薬局、2階に整形外科が入居。

左上:「湘南つつじ整形外科」が入居する2階のエレベーターホール。右上:明るいカラーリングの広々とした待合室。床材はやさしい木目調に。下:ウォーターベッド型マッサージ器など、重量のある大きな機器が並ぶリハビリ室。設計時に機器メーカーとも連携して、荷重の問題を解決した。

左上:「湘南つつじ整形外科」が入居する2階のエレベーターホール。
右上:明るいカラーリングの広々とした待合室。床材はやさしい木目調に。
下:ウォーターベッド型マッサージ器など、重量のある大きな機器が並ぶリハビリ室。設計時に機器メーカーとも連携して、荷重の問題を解決した。

左上:「湘南すみれ内科」が入居する1階。早めに来院した患者さんはここで待つことができる。右上:大空間が必要だった整形外科に対して、内科は細かく壁を設けて診察室や処置室を設置。クリニック設計の経験豊富なコンサルタントにも関わってもらった。下:上品なインテリアが目を引く待合室。

左上:「湘南すみれ内科」が入居する1階。早めに来院した患者さんはここで待つことができる。
右上:大空間が必要だった整形外科に対して、内科は細かく壁を設けて診察室や処置室を設置。クリニック設計の経験豊富なコンサルタントにも関わってもらった。
下:上品なインテリアが目を引く待合室。

ルーフバルコニーと連続する開放的なスキップマルチルーム。

左:1階の南側には「湘南くじら薬局」が入居。エントランスを独立させる必要があったが、メインエントランスのすぐ横に、患者さんの利便性を損なわない形で配置。
右:薬局の待合室。奥には調剤室がある。

間取り図

オーナー Kさまの声 Owner's Voice

「計画、設計、工事を担当された多くの方々に大変お世話になりました。この医療施設が地域に役立ってくれることを願っています」

ミサワホーム株式会社

神奈川支店 神奈川営業三部菅原孝

「専門知識をお持ちのオーナーさまとのやりとりは非常にスムーズで、ご助言もいただけたことで無事竣工を迎えられました」

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