耐震性能(たいしんせいのう)

耐震性能とは、建物が地震の揺れに対してどれだけの強度と安全性を持っているかを示す指標です。耐震性能は、建物の構造体が地震の力をどの程度吸収し、耐えうるかに基づいて評価され、建築基準法や地域の建築規則に基づく基準を満たす必要があります。高い耐震性能を有する建物は、大きな地震が発生しても倒壊するリスクが低く、住人の安全を確保することができます。地震国である日本では、新築の住宅だけでなく、既存建物の耐震性能の確認や向上が積極的に推進されています。